建築一般
建築の社会性が強く問われる時代を迎えている。そして単体の建築も、より都市的な視点をもって捉えられることが要請されている。 本書は、その出発から都市的視座をふまえて多年にわたる蓄積を重ねてきた黒川紀章と...続きを読む
日本建築の歴史を古代・中世・近世と分け、それぞれの時代を研究する代表的な人々が、日本建築史の権威・太田博太郎先生と各時代における日本建築の成立ちについて興味深いテーマを取り上げて語り合う座談集。日本人...続きを読む
リンボウ先生の新発見を総天然色で贈る魔訶不思議な珍景の世界。林望のフォトエッセイ。 「私は、もう一度、私たちの歴史が故意に忘れ去ってきた[日々の歴史]を、わが目でしっかりと見ておきたい……そういう目...続きを読む
いま、地球と人類が共生している仕組みを壊すことなく、未来に持続させていく「サステイナビリティ」という考え方が重要視されている。単なる省エネルギーや省資源だけでなく、環境への負荷をより少なくするデザイン...続きを読む
ドイツの都市計画やまちづくりの現場では、地域の自立の証として都市文化が大切に扱われており、その源をたどると、ドイツの中世の都市造形に行き当たる。 本書では、それをひもとくことで、わが国における都市と...続きを読む
好評の既刊書『インテリア・ペーパーモデル 設計・プレゼンテーション・ツール』を全面的に見直しを行ったものである。 同書は、椅子、居間、ダイニングキッチン、茶室と幅広く取り上げていたが、今回、対象を「椅...続きを読む
市民に「親しまれたい」という思いが、公共建築に過度の装飾をもたらしている。公共建築ははたして、それでよいのか。「ディズニーランド化」という観点から、多様な可能性の中で公共施設のあり方の一つを提案する。...続きを読む
アジア、ヨーロッパ、北アメリカ、アフリカから30の地域を選んで、台所から見たその土地その土地の住宅、さらには食文化や住生活を図面、写真、台所道具のイラストなどを多数使って考察をしたもの。食・住の文化史...続きを読む
キリシタンの教会堂南蛮寺は、日本全国に延べ200カ所ほども建てられていた。それはどんな姿のものであったのか。本書では、海外に散在する宣教師の報告書や書簡、あるいは南蛮屏風や指図などの資料解析によってそ...続きを読む