彰国社

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漱石まちをゆく

漱石まちをゆく

建築家になろうとした作家

若山滋 著

B6・256頁

定価(本体 1,800円+税)

ISBN:4-395-00686-8

2002年09月

漱石は学生時代、建築家になろうとした。そしてその作品に登場する都市と建築の描写は、多様で、詳細で、また重要な「意味」をになっている。それは現代に生きるわれわれの心象風景の原型であり、われわれは彼を歩かせることによって、「西洋」という力に直面した明治人の心と、「近代」への道を歩んできた日本人の心を知ることができる。漱石とともに歩いてみよう。それはわれわれ自身の心を知ることだ。

[主な目次]
序章  1 閉ざされた舞台 場の三部作(『吾輩は猫である』『坊っちゃん』『草枕』)  2 漂泊の住まい  3 ヒロインと建築様式 東京の四部作(前)(『虞美人草』『三四郎』)  4 草を枕に  5 市中に隠れる 東京の四部作(後)(『それから』『門』)  6 開かれた視野  7 漂う心 海の三部作(『彼岸過迄』『行人』『こころ』)  8 文学と建築の出会うところ

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