施工図は意匠図・詳細図をもとに、施工上のあらゆる面を具体的に検討して作成し、設計図を建築物に具現化するものである。施工図が不備であれば建物にも影響するため、建築技術者にとって必要不可欠なものである。本書は、新訂版刊行より10年以上経過し、基準・規準、仕様書の改定、技術の発展に伴い、全面的に内容を見直し、新訂二版とした。

［目次］
構造
　配筋01　鉄筋の加工形状と定着・継手・かぶり厚さ Ⅰ　　　
　配筋02　鉄筋の加工形状と定着・継手・かぶり厚さ Ⅱ
　配筋03　鉄筋の加工形状と定着・継手・かぶり厚さ Ⅲ
　配筋04　杭・基礎・基礎梁・柱脚の納まり Ⅰ
　配筋05　杭・基礎・基礎梁・柱脚の納まり Ⅱ
　配筋06　一般階の外周柱と梁の納まり
　配筋07　壁と柱・梁の納まり
　配筋08　最上階の配筋の納まり
　配筋09　バルコニーの納まり
　配筋10　鉄骨柱および梁フランジの最小かぶり厚さ（SRC 造の場合）Ⅰ
　配筋11　鉄骨柱および梁フランジの最小かぶり厚さ（SRC 造の場合）Ⅱ
　配筋12　柱・梁筋納まりと鉄筋貫通孔（SRC 造の場合）

屋上・屋根
　屋上01　屋上各所の納まり
　屋上02　屋上パラペット回り（アスファルト防水保護断熱工法）
　屋上03　屋上パラペット回り（アスファルト露出防水・外断熱工法）
　屋上04　屋上横型ルーフドレン回り（アスファルト防水保護工法（内断熱））
　屋上05　屋上タラップの納まり
　屋上06　丸環・避雷導体の納まり
　屋上07　パイプシャフト立上がり
　屋上08　屋上に設ける設備機器基礎の納まり
　屋上09　屋上緑化
　笠木01　アルミ板加工の笠木の排水機構 Ⅰ
　笠木02　アルミ板加工の笠木の排水機構 Ⅱ
　折板01　キープラン・継手
　折板02　タイトフレームの取付け
　折板03　棟・軒・けらば
　折板04　棟・棟上げ導体
　折板05　平葺き部・屋根開口部
　折板06　屋根開口部・這い樋
　屋根銅板葺き01　基本事項
　屋根銅板葺き02　軒先回り
　屋根銅板葺き03　けらば回り
　屋根銅板葺き04　棟回り
　屋根銅板葺き05　雨押え回り

外壁
　外壁（RC）01　窓回り（打放し・アルミサッシ・腰窓引違い・水切り見込みシール納まり）
　外壁（RC）02　窓回り（タイル張り・アルミサッシ・腰窓引違い）
　外壁（RC）03　構造スリット（水平スリットの部位による使い分け）
　外壁（RC）04　構造スリット（詳細）
　外壁（RC）05　構造スリット（施工要領）
　外壁（RC）06　構造スリット（バルコニー部掃出し窓の枠回り）
　外壁（RC）07　乾式石張り（ロッキング方式）
　外壁（RC）08　乾式石張り（スライド方式）
　外壁（ALC）01　パラペット回り（立上がり部）
　外壁（ALC）02　一般部の納まり
　外壁（ALC）03　コーナー部
　外壁（ALC）04　サッシ回り（縦軸回転窓）
　外壁（ALC）05　折板屋根回り

バルコニー
　バルコニー01　バルコニーの注意点（RC 造の場合）
　バルコニー02　バルコニー手摺と床回りの納まり
　バルコニー03　ドレン・樋の納まり

置床
　置床01　マンションの置床（一般部）
　置床02　マンションの置床（各所納まり、床暖房納まり）
　OAフロア01　事務所のOAフロア（一般部）
　OAフロア02　事務所のOAフロア（スロープ取合い部納まり、框取合い部納まり）

室別
　便所01　多機能トイレ（車椅子使用者・オストメイト配慮）
　便所02　小便器・手洗い
　浴室01　浴槽・出入口（段差あり）
　浴室02　洗い場・出入口（段差なし）
　和風造作01　障子枠回り（大引き・根太組み仕様）
　和風造作02　和室・洋室境（大引き、根太組み仕様）
　和風造作03　床の間
　和風造作04　押入れ

その他
　システム収納01　クローゼットの納まり
　システム収納02　物入れの納まり
　EXP. J01　屋根・外壁（一般部）
　EXP. J02　屋根・外壁（コーナー部）
　EXP. J03　内部（天井・壁・床）
　EXP. J04　設備配管
　地下　地下外壁の二重壁回り