彰国社

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まち路地再生のデザイン

路地に学ぶ生活空間の再生術

宇杉和夫・青木仁・井関和朗・岡本哲志 編著

四六・260頁

定価2,530円(本体2,300円+税)

ISBN:978-4-395-01021-9

2010年01月

路地は、人々が地域で育みつくりあげてきた体験空間のデザインである。これまで200年かけて継続してきた路地を残すほうが、これから200年もつ単純なハコモノをつくるより、地域文化の持続可能性が高い。路地を再考する。

[目次]
はじめに
Ⅰ章 まち路地再生のデザインの思想と方法
【視座】道路と路地的空間を比べる
1 路地は道路ではない
2 路地がまちの記憶をつなぐ
3 江戸かち東京まで路地をたどる
4 路地を計画する

Ⅱ章 討論―まち路地再生ヘ
路地的空間をまちへどう展開するか 青木仁+井関和朗+字杉和夫+附本智志

Ⅲ章 実例―まち路地再生のデザイン
1 都市型ミニ戸建て住宅地の可能性
2 歴史から見た銀座における路地再生
3 路地的空間を組み込んだ集合住宅
4 生活文化とアーバニティをもつドイツの路地
5 路地を持続・継承するまちづくりへの転換
おわりに

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