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「中国的建築処世術」刊行記念トークセッション

「中国的建築処世術」(東福大輔+市川紘司編著)の刊行記念イベントを開催します。

中国的な状況とどのように付き合っていくか
豊田啓介×山代悟×東福大輔×市川紘司


 1990年代以降、経済成長を続ける中国では急速な都市化が進み、国内外の建築家による華々しい建築プロジェクトが次々と実現しつつあります。同時に、中国には独自のルールや慣習があり、微妙な日中関係の問題などを背景に、中国で建築をつくる困難さも伝えられています。望む/望まないに関わらず、中国からプロジェクトの依頼が来てしまった、さてどうすれば良いのだろう? と途方に暮れている設計者も多いのではないでしょうか。
 日本人が、中国で建築をつくるとき、どんな事が起こりうるのか。日本と中国圏を行き来しながら設計活動を続ける建築家と若手論者が、中国がもつ諸問題、そして中国だからこそできる可能性について、さまざまに語り合います。中国に関心のあるなしにかかわらず、楽しめるネタを用意してお待ちしております。どうぞお気軽にご参加ください!

■日時 2014年5月16日(金)19:00~21:00(開場18:30)
■会場 日本建築学会 建築書店 Archi Books
東京都港区芝5-26-20(JR「田町駅」、都営地下鉄三田線・浅草線「三田駅」より徒歩3分)
■定員 40名 入場無料 *事前申込制 *満席につき受付終了いたしました(5/8)
■登壇者プロフィール
・豊田啓介(とよだ・けいすけ)/建築家
1972年、千葉県出身。1996年、東京大学工学部建築学科卒業後、安藤忠雄建築研究所に勤務。2002年、コロンビア大学建築学部修士課程(AAD)修了。SHoP Architects (New York)勤務を経て、2007年、蔡佳萱とnoiz/ architecture, design & planningを設立。現在、台湾国立交通大学建築研究所助理教授
・山代悟(やましろ・さとる)/建築家
1969年、島根県生まれ。1993年、東京大学工学部建築学科卒業、Responsive Environment共同主宰。1995年、東京大学大学院修士課程修了後、槇総合計画事務所に勤務。2002年、ビルディングランドスケープを共同設立。2002~09年、東京大学大学院助手・助教。現在、大連理工大学建築与芸術学院客員教授
・東福大輔(とうふく・だいすけ)/建築家
1973年、愛知県生まれ。1997年、名古屋大学大学院修了。1997~2003年、鹿島建設建築設計部。2003~08年、磯崎新アトリエ勤務。2004年、「中央美術学院美術館」担当者として渡中し、竣工後の2008年、北京零三工作室を設立
・市川紘司(いちかわ・こうじ)/研究者
1985年、東京都生まれ。中国近現代建築史。東北大学大学院工学研究科都市建築学専攻博士後期課程。2013年から中国政府留学生(高級進修生)として清華大学に留学。著書=『ねもはEXTRA 中国当代建築 北京オリンピック、上海万博以後』(編著、フリックスタジオ、2014)

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