彰国社

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「境界」から考える住宅

空間のつなぎ方を読み解く

大塚篤・是永美樹 著

B5変・136頁

定価3,300円(本体3,000円+税)

ISBN:978-4-395-32097-4

2017年09月

古来、日本の住宅の縁側や坪庭、障子や格子など、建築の空間における「境界」のデザインは知恵が施されてきた。現代においては、過密化する都市と住宅のプライバシー形成、素材や構法の進歩によって、その要素やデザインも多様になっている。本書は、51の住宅事例を読み解き、その境界部分の計画やディテールなどの設計手法を提案するものである。

[主な目次]

chapter1 伝統的な境界と現代の境界
縁側/ 土間/坪庭/屋根・天井/床/壁と窓/仕切り
chapter2 事例から読み解く境界の手法
1 内と外の境界/2 内と内の境界/3 機能をもたせた境界/4 窓辺を居場所にする境界/5 家具・造作と一体化した境界/ 6 多様化するスクリーンの境界/R リノベーションでつくる境界
chapter3 境界をつくる部材の機能と特徴

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