目 次




ミースと時代
分析の方法論


第1章 時代意志とその亡霊
  描写の芸術
  オリジナルとしての模型
  構造という思想
  虚のファルス
  建築家の誕生
  即物性の論理
  構造としての素材


第2章 腐敗と決断
  ユーゲントシュティルの原風景
  反動的モダニズム
  決断主義
  男性同盟
  表現する身体
  肉の拒絶
  バルセロナの《朝》
  残余としての女性=身体


第3章 バルセロナ・パヴィリオン
  ミース(へ)の嘔吐
  対称性
  超越論的古典主義
  /光/
  入れ子(mise en abime)あるいは深淵上のミース(mise en abime)
  世界の縁で


第4章 零度の建築
  政体の表象
  社会民主主義的都市計画とその限界
  ヴァイセンホーフにおける闘争
  〈肉〉の裂開
  大都市建築
  テラン・ヴァーグのアナクロニズム


第5章 闘技場の法/法の闘技場
  住文化のイデオロギー
  トゥーゲントハット邸
  剥落する風景
  コートハウスという定理
  建築のアゴーン
  ミースのプラトニズム
  逆説としての伝統
  アメリカ人の侵略


第6章 民主主義の場所
  柱の変容
  コーリン・ロウ「新『古典』主義と近代建築」
  アメリカ的民主主義
  シカゴにおける地政学
  アメリカ人ミース


第7章 グリッドのなかの不満
  建築の真理  〈語りえぬもの〉と〈不可視なもの〉
  神は細部に宿るか
  マンハッタンとの対決
  均質空間という幻想
  グリッドの無意識


第8章 打ち砕かれた時代の記念碑
  ハバナからベルリンへ
  見かけとしての見かけ
  底なしの歴史
  ミースの時代


書誌
索引