彰国社

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耐震設計ってなんだろう

深澤義和 著

四六変・200頁

定価2,096円(本体1,905円+税)

ISBN:978-4-395-01019-6

2009年07月

耐震設計とはどういうものか、その仕組み、解析の方法、最適化など、現時点での取り組みと課題を、平易に解説。耐震設計は、建物の力学的な現象を制御する領域(構造設計)の一分野として位置づけられており、複雑で高度な力学が必要とされているが、本書では、耐震設計に必要な知識をどう総合的に整理し、解決すべき方向に導くか、を初学者むけにガイドしている。

[目次]
まえがき
第1章 耐震設計と構造設計
1 構造設計とはどういうものか
2 耐震設計の課題は何か

第2章 力と性能をどのように扱っているか
1 地震力をどう決めるか(力)
2 どうなるかの予測(解析)
3 どうなればよいか(目標)

第3章 最適化をどのように進めるか
1 最適化の基本
2 耐震設計の最適化

第4章 発想と工夫はどのようになされているか
1 建物の耐震的なあり方
2 基礎の工夫
3 鉄筋コンクリート構造の工夫
4 鋼構造の工夫
5 合成構造の工夫
6 免震構造という工夫
7 制振構造という工夫
8 仕上げ材や設備の耐震性を高める工夫
9 耐震診断と補強

第5章 さらなる前進と取り組み
1 地震力をつかむ
2 解析がもつ課題
3 目標を設定する
4 最適化を進める
5 発想と工夫への期待
あとがき

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