彰国社

検索

建築の絵本

東京のまちづくり

近代都市はどうつくられたか

藤森照信・小澤尚 著

A4変・98頁

定価1,980円(本体1,800円+税)

在庫僅少

ISBN:4-395-27025-5

1986年06月

東京という都市は、どのように誕生し、どのように成長して今日の姿になったのか、そして、現在の丸の内のオフィス街や銀座の商店街といった特色ある街が、あるいは小学校や劇場・デパートといった施設が、いつ、誰の手で何のために作られたかを、歴史をさかのぼって明らかにしようというもの。扱う時代は明治から現代までだが、力点は明治・大正においている。

[目次]
江戸から東京へ

第1章 文明開化のはじまり
文明開化は南から
 築地ホテル館/新橋駅
銀座の煉瓦街
 煉瓦を焼く/街路と家の建設/新しい店と商売/風景の変化
鹿鳴館

第2章 近代都市の基本をつくる
ビジネス街の誕生
 兜町ビジネス街/一丁ロンドン/一丁ニューヨーク
官庁街の誕生
 東京をパリのように/ドイツ風の官庁
新しいライフ・ライン
 水道/道路
火とのたたかい
都会の楽しみ
西洋館の住まい

第3章 震災と復興
帝都焼尽
 バラックと夢
復興の姿
 復興小学校/看板建築/アール・デコの街/浅草のにぎわい
工場と住宅の改良
 同潤会アパート
サラリーマンの家
 田園都市の夢

第4章 戦後の東京
焼野原
外へ外へ
交通と通信
東京オリンピック
超高層ビルの時代

付録 銀座煉瓦街ペーパーモデル

  • 新刊やイベントのお知らせ、現在編集中の企画、最新情報などをお届けしています。