彰国社

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建築的冒険者の遺伝子

1970年代から現代へ

ギャラリーIHA/法政大学デザイン工学部建築学科デザイン・ラボ・ユニット 編

四六・264頁

定価2,530円(本体2,300円+税)

ISBN:978-4-395-32096-7

2017年08月

1970〜80年代、日本で湧きあがった建築的冒険を体現してきた建築家と、現代の若手建築家によるダイアローグ。当時の建築的冒険はなんだったのか。その遺伝子はいま、どう受け継がれているのか。70年代を起点に未来を展望し、これからの建築家像を探る。

[目次]
建築年表1968-1991 建築的冒険者たちの海図

はじめに 1968/1970-1989/1991 北山 恒

キーノート 漂うモダニズムと私 槇 文彦
Ⅰ 建築家と建築空間の変遷
Ⅱ 共感のヒューマニズムを求めて
Ⅲ アナザー・ユートピア
Ⅳ コミュニティを生み出す外部空間
Ⅴ 建築家のこれから
トークセッション

レクチャー1 愛される建築をめざして 伊東豊雄× 大西麻貴
「台中国家歌劇院」を語る 伊東豊雄
愛される建築とは 大西麻貴
トークセッション

レクチャー2 日本〝建築〟辺境論 六角鬼丈× 宮崎晃吉
住宅から都市への広がり 六角鬼丈
形だけではない建築 宮崎晃吉
トークセッション

レクチャー3 建築のエシックス 坂本一成× 能作文徳
1970年代からの設計手法 坂本一成
建築をネットワークで捉える 能作文徳
トークセッション

レクチャー4 第二の自然としての建築とアジアの建築 長谷川逸子× 大熊克和
インクルーシブな建築空間と自然 長谷川逸子
東南アジアの自然を活かした建築と教育活動 大熊克和
トークセッション

おわりに 平成の野武士たち 長谷川逸子

再録 漂うモダニズム 槇 文彦
 

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