アーバンデザインノート
15の実践に学ぶ都市の空間計画
前田 英寿・遠藤 新・野原 卓・阿部 大輔・黒瀬 武史・中尾 俊幸・倉澤 聡・三牧 浩也・中島 伸・佐藤 敦・矢吹 剣一 著
A5・240頁
定価2,970円(本体2,700円+税)
ISBN:978-4-395-32231-2
2026年03月
アーバンデザインは「まちづくり」にあって、都市再生、地区保全、景観管理など都市空間の形質と形成に関わる行為をいう。
15事例をプロジェクト型、エリア型、ビジョン型に分類。さらに、実践におけるポイントを、①プロセスとツボ、②資源の発見と運用、③空間の統合、④実践と運動、⑤主体と職能という、<5つの視点>にまとめている。
[主な目次]
序章 アーバンデザインの実践に向けて
0.1|いま、アーバンデザインとは
0.2|アーバンデザイン三つの類型
0.3|アーバンデザイン実践への五つの視点
第1章 建築と都市空間を一体で設計する
千葉県千葉市幕張ベイタウン 1988〜2015年
1.1|住宅で都市をつくる
1.2|建築の型式を描くマスタープラン
1.3|建築の作法を示すガイドライン
1.4|事業の手続きとデザインの監理
第2章 東京湾岸の再開発とマネジメント
東京都品川区 天王洲アイル 1980年代~
2.1|水辺の倉庫群がオフィス空間に
2.2|マスタープランと街づくり憲章
2.3|アメニティ空間と界隈性の獲得
2.4|エリアマネジメントTENNOZへ
第3章 ターミナル駅の歩行者網の再構築
東京都渋谷区 渋谷駅中心地区 2000年~
3.1|地上・地下に輻輳した渋谷駅
3.2|土木と建築が絡み合う駅再開発のビジョン
3.3|アーバンデザインの到達点
第4章 津波被災市街地の復興まちづくり
岩手県釡石市東部地区 2011~2021年
4.1|東日本大震災からの復興計画
4.2|大規模商業施設と市街地をつなぐ
4.3|市街地の減災化と住まいの再建
第5章 公民連携によるみなとまちづくり
静岡県静岡市清水港及び周辺 2018年~
5.1|清水港とみなとまちづくり
5.2|公民連携協議会とグランドデザイン
5.3|10の視点と湾心湾環構造
5.4|リーディングプロジェクトとガイドブラン
5.5|シンポジウムとみなとまちテラス
第6章 荒廃した米国旧市街地の再生
ミネソタ州セントポール市ロウアータウン地区 1976~2006年
6.1|ロウアータウン再開発会社(LRC)
6.2|芸術家とIT企業のコミュニティ
6.3|創造的なデザイン調整
6.4|まちづくり会社の「店じまい」
第7章 UDCで挑む未来志向の都市開発
千葉県柏市 柏の葉キャンパス地区 2006年~
7.1|アーバンデザインセンター
7.2|土地区画整理事業ブラス
7.3|知を碁盤としたコミュニティ形成
7.4|スマートシティ
第8章 歴史的資源を活用した多主体連携
福井県坂井市三国湊地区 2018年~
8.1|保存運動からアーバンデザインセンターへ
8.2|保全再生の計画と実践
8.3|まちづくりの自律的活性化の試み
第9章 都市プロジェクトの布石と連鎖
愛媛県松山市中心市街地 2000年代~
9.1|「歩いて経らせるまちづくり」の展開
9.2|公共空間整備によるネットワーク形成
9.3|プロジェクトをとりまとめるアーバンデザインセンター
9.4|プロジェクトの波及的展開
第10章 旧城下町都市の景観まちづくり
長野県松本市中心市街地 1961年~
10.1|景観重視の都市整備
10.2|景観行政
10.3|市民参加と専門家の貢献
第11章 政策実装に向けた都市ビジョン
神奈川県横浜市 1859年~
11.1|ビルドバックベターの都市ビジョン
11.2|人間的都市空問の構想と実践的展開
11.3|歴史・水と緑・市民参加を踏まえた都市ビジョン
11.4|創造都市政策にみる都市ビジョン
11.5|エリアビジョンとマネジメント
第12章 双子都市を結ぶ戦略とその深化
福岡県福岡市天神地区・博多地区 1889年~
12.1|双子都市の形成と発展
12.2|福岡市の都市戦略の転換と都心軸モール構想
12.3|民と官が呼応するアーバンデザイン
第13章 市民が進める歴史都市の景観再生
京都府京都市 1922年~
13.1|景観政策の系譜:山並み・町並みの保全
13.2|新景観政策:都市戦略としての高さ規制
13.3|道路空間再配分による歩行者優先空間の整備
13.4|住民主体の漸進的まちづくりの進展
第14章 公共空間を軸に進める都市再生
スベイン・バルセロナ市 1859年~
14.1|アーバンデザイン行政の系譜
14.2|小さな空間からまちを再構築する
14.3|都市をつなげる・都市がつながる
14.4|次世代の持続可能性を編む
第15章 人口減少都市の戦略と地区再生
米国ミシガン州デトロイト市 2000年~
15.1|デトロイトの歴史的変遷と人口減少の背景
15.2|ダガン市政下の近隣地区の戦略的な再生
15.3|都心部におけるBIZの導入と公共空間改善
15.4|廃墟化した駅舎を再利用したイノベーション地区
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槇総合計画事務所60年
Vernacular Humanism
人と社会と建築と
槇総合計画事務所 編著
B5変・206頁
定価4,620円(本体4,200円+税)
ISBN:978-4-395-32235-0
2026年03月
槇総合計画事務所の60年にわたる設計活動の軌跡をたどる決定版。
原点となる名古屋大学豊田講堂から最新作まで、全145作品を収録。
周辺地域と連携しながら人びとの暮らしと環境を再構築していく取り組みは、建築家・槇文彦が長年掲げてきた建築思想が礎となっている。
本書では、これまで築いた建築価値を歴史的文脈に位置付け、未来への展望を描き出す。
[主な目次]
序文 亀本ゲーリー
Maki and Associates 1965〜
Essay
建築と都市の境界領域をめぐる60年
ー 名古屋大学豊田講堂から BLUE FRONT SHIBAURA まで 伊野見邦英
145WORKS[1965-2025]
水辺と記憶が織りなす都市像
BLUE FRONT SHIBAURA TOWER S
Dialogue 1
薄いスケッチに込められた未来、進化していくストーリー
西田司 × 亀本ゲーリー
Dialogue 2
ウォーターフロントを人間の場所に取り戻す
登坂誠 × 亀本ゲーリー
プロジェクトデータ
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■紙の本を購入
土木遺産、終わりとはじまり
再生デザイン・コレクション
千葉学+長坂大 編著
A5変・168頁
定価3,080円(本体2,800円+税)
ISBN:978-4-395-32234-3
2026年03月
日本は近代化の過程で、数多くの土木構築物を日本全国津々浦々につくってきた。
しかし21世紀も四半世紀を過ぎ、私たちの生活基盤を支えてきたこうした構築物の多くが寿命を迎えたり役割を終えたり、あるいは近い将来に意味を失うなどの運命を迎えつつある。
本書は、東京大学、京都工芸繊維大学で行われた設計スタジオの成果を紹介しながら、取り残された土木構築物を未来に向けて積極的に位置づけ、新しいデザイン視点を導くことを目的にしている。建築学、社会学的視点から、土木、建築という領域を横断し、都市空間、インフラのあり方を問う。
[主な目次]
まえがき 「土木遺産」とはなにか 千葉学
土木遺産散歩 吉見俊哉×千葉学×長坂大×田中義之×濱田智大
鼎談 巨大トマソン「土木遺産」が拓く視点 吉見俊哉×千葉学×長坂大
再生デザイン・コレクション17
01 格子状防風林 酪林緑帯
02 旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群 時の顕れを待つ轍
03 丸沼ダム journey to the end
04 佐久発電所サージタンク 土木婚
05 野方配水塔 防災×幼稚園
06 ガスホルダー 世田谷ガス子ども図書館
07 リニア中央新幹線非常口 LINEAR CATACOMBE
08 西銀座駐車場 GINZA倉庫
09 旧神宮前駅 旧神宮前駅劇場化計画
10 東急東横線廃線高架 HORIZONSCRAPER
11 市道弥富相生山線 AIOIYAMA Project
12 旧九条山浄水場 Kujoyama Art Site
13 西宮西部工場人工島 外来種の動物園
14 旧北山浄水場 テルメキタヤマ
15 姫路モノレール高架橋跡 継承する姫路市役所
16 姫路モノレール高架橋跡 列柱植物園
17 伊江島旧滑走路 Salt-strip
ESSAY ピカソの猿
土木遺産を再生するためのヒント 長坂大
COLUMN
1 「つじつまあわせ」理論 長坂大
2 地図を読む・地図を描く 千葉学
3 越境と自由 千葉学
4 新しい地形/破壊と秩序 長坂大
土木遺産コレクション60
あとがき
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ディテール 2026年4月号
248号(2026年春季号)
店舗インテリア
定価2,585円(本体2,350円+税)
2026年03月
■特集
店舗インテリア
ブランドの文脈を読み解き、いかに空間へと翻訳するか。
店舗デザインのディテールに迫る。
[前説]
ブランド・リサーチと店舗デザインへのジャンプをつなぐもの 山本亮介[ya inc.]
[事例]
「ブルーボトルコーヒー 高輪カフェ」 I IN
「玉川髙島屋S.C. 西館ストリート/フードコート「P.」」 DDAA/元木大輔+村井陸+中村太紀
「AOI CELESTIE COFFEE ROASTERY」 永山祐子建築設計
「TORAYA GINZA」 内藤廣建築設計事務所
「Whale Brewing 呼子クラフトビール醸造所」 ケース・リアル 二俣公一
「MOMOTARO JEANS KYOTO」 AS
「ヌビアン 大阪」 トラフ建築設計事務所
「and wander 南船場」 スキーマ建築計画
「Snow Peak TaiKoo Li Qian Tan store」 小大建築設計事務所
「無印良品 代官山」 SANAA
「Goldwin Chengdu」 新素材研究所
「Goldwin Marunouchi」 新素材研究所
「NUMBER SUGAR 代官山」 ya inc.
「フィルクリーム」 ウエノアアーキテクツ
「町田駅前交流拠点 はっとまちだ」 日建設計/勝矢武之+佐野勇太、鈴木工務店/志村芳彦+山内聡子
■今日のディテール
・空間と環境のグラデーションを生み出す、おおらかな木の大屋根
なぎっ子こども園/楠山設計・マウントフジアーキテクツスタジオ特定建設関連業務委託共同体
・複雑な全ビス接合を3Dプリント治具により支援する都市木造
prewood|VUILD
・陰影の変化を生み出すアルミルーバー
中央大学後楽園キャンパス1号館|日建設計/府中拓也+八里直輝+高野勝也
・路地裏園芸を纏ったファサード
SOIL Nihonbashi Hotel|武田清明建築設計事務所・staple studio
・テクトニックな鉄骨組マリオンが実現する透過性
大阪大学・日本財団 感染症センター|大成建設・日建設計特定建設工事共同事業体
・プラスティック(塑造的)な構築原理を代弁するRCエントランス庇
大阪大学・日本財団 感染症センター|大成建設・日建設計特定建設工事共同事業体
■連載
現代住宅「ピロティ」考 | 武井誠+京都工芸繊維大学武井研究室
第5回|内外を揺るがせる境界
「house T」木村松本建築設計事務所
「ひな壇基礎の家」井原正揮+井原佳代/ihrmk
「笹沼邸」北澤伸浩建築設計事務所
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■紙版を購入
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■デジタル版を購入
1級建築士受験スーパー記憶術 新訂第3版
原口 秀昭 著
四六・416頁
定価3,190円(本体2,900円+税)
ISBN:978-4-395-35085-8
2026年03月
1級建築士試験の重要事項を独特な語呂合わせで覚える「スーパー記憶術」の改訂版。言葉のリズムで覚える暗記で学習がはかどる。イラストは視覚的に知識と結びつくような、直感的にわかりやすいものとなっている。理屈や仕組みの理解が深まるよう、構造(RC、S造)、施工、環境、設備を中心とした構成としている。JASS5改訂の反映ほか近年の出題傾向を反映した新訂第3版。
[主な目次]
1 RC造
2 S造
3 構造
4 地盤・基礎・仮設
5 環境
6 設備
7 各種工事
8 寸法・面積ほか
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■紙の本を購入
戸田建設の建築標準ディテール図集 第4版
設計・施工の蓄積から
戸田建設建築工事生産設計部 編著
A4・160頁
定価4,070円(本体3,700円+税)
ISBN:978-4-395-32230-5
2026年03月
戸田建設建築工事生産設計部による、標準的な建築ディテールをまとめた1冊。第3版より7年を経た全面改訂。
床・壁・天井等、部位別の詳細ディテールをまとめ、施工の要点や材料に関する注意事項を要約した摘要欄を添えている。
巻末には材料性能や規格材の一覧表を付している。スタンダードでありながら、最新の、ゼネコンによる標準ディテール図集である。
[主な目次]
101 室別
102 壁天井下地
103 外壁
104 屋上
105 内部開口
106 外部開口
107 階段
108 便所
109 湯沸室・厨房・シャワー室
110 和室
111 内部雑
112 外部雑・外構
附表
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■紙の本を購入
住むための建築計画 第二版
佐々木誠・篠崎正彦・田中友章・藤岡泰寛 著
B5・184頁
定価2,970円(本体2,700円+税)
ISBN:978-4-395-32229-9
2026年03月
本書は「住む」「住み続ける」視点からまとめられた建築計画の教科書である。住まいは、住宅以外の建築や施設の出発点であり、私たちが最も日常的に接している建築であるとともに、人が生きるための基本的なシェルターでもある。
そうした生活者の視点から住宅を捉え直している。今回の改訂では、社会状況の変化に対応し大幅な見直しを行った。
[主な目次]
Ⅰ部 「住む」から建築計画へ
1章 「住む」ことからの発想
2章 空間の道具箱1(住まいの構成要素)
3章 空間の道具箱2(住まいの組立て方)
Ⅱ部 住まいの計画
4章 建築計画のプロセスと方法
5章 住宅の単位を計画する(戸建て住宅・住戸・平面)
6章 住戸の集合を計画する(集合住宅)
7章 住宅地・団地・まちを計画する
Ⅲ部 これからの住まい
8章 非住宅と住宅の再融合
9章 改めて「住む」ことから考える
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■紙の本を購入
考える建築材料 第2版
庫川 尚益 著
B5・176頁
定価3,410円(本体3,100円+税)
ISBN:978-4-395-32227-5
2026年02月
建築材料は建築の印象を決定するうえでも機能を維持するうえでも大きな要素である。
本書は、材料選択においての要点を見開き単位でまとめ、多種多様な建築材料の特性、物性、成り立ち、機能、使用方法について豊富な図版を用いてまとめた教科書である。
第2版は、建築物の低炭素化、省エネ化の推進を念頭に、加筆、見直しを行なった。
[主な目次]
はじめに
Ⅰ 主に建築を構成する材料
1章 木材
1.1 木材と建築
1.2 樹木の成長と形成層の働き
1.3 心材と辺材、早材と晩材、針葉樹と広葉樹
1.4 木材の性質① 水分と強度
1.5 木材の性質② 火災対策と腐朽対策
1.6 構法・部位にあわせた選択
1.7 製材・集成材のJAS規格
1.8 木質建材① 合板、木質繊維板
1.9 木質建材② OSB、パーティクルボード、LVL、CLT
1.10 木材に使用される接着剤
2章 コンクリート
2.1 コンクリートと建築
2.2 コンクリートと鉄筋コンクリート
2.3 コンクリートの材料① セメント、練り混ぜ水
2.4 コンクリートの材料② 骨材、混和材料
2.5 コンクリートの調合
2.6 コンクリートの発注から打設まで
2.7 フレッシュコンクリートの性質
2.8 コンクリートの強度
2.9 硬化したコンクリートの性質①
2.10 硬化したコンクリートの性質②
2.11 さまざまなコンクリートの種類
2.12 セメントの種類
2.13 セメントの水和反応と凝結・硬化
3章 鉄鋼材料
3.1 鉄と鋼材
3.2 鉄の製法
3.3 鋼材の組織
3.4 鋼材の防食と表面処理
3.5 建築用鋼材の種類
3.6 鋼材の種類と形
4章 ガラス
4.1 ガラスと建築
4.2 ガラスの製造方法
4.3 板ガラスの防火性能
4.4 板ガラスの省エネルギー性能
4.5 板ガラスの強度
5章 石材
5.1 建築と石材
5.2 石材の種類と用途
5.3 採石と加工
5.4 石材の仕上げ加工
Ⅱ 主に建築の機能を支える材料
6章 セラミックス
6.1 セラミックタイルの種類と特徴
6.2 セラミックタイルの製法と使用法
6.3 テラコッタ、れんが、瓦など
7章 金属材料
7.1 ステンレス
7.2 銅および銅の合金
7.3 アルミニウムとその合金
7.4 その他の金属と合金
8章 塗料
8.1 建築と塗料
8.2 塗料の構成
8.3 塗料の種類と用途
9章 左官材料
9.1 左官材料① 材料の構成、モルタル
9.2 左官材料② 石膏プラスター、漆喰ほか
9.3 左官材料③ 土壁ほか
10章 無機質ボード
10.1 石膏ボード
10.2 繊維強化セメント板
10.3 サイディングとその他のパネル
10.4 岩綿吸音板、木質セメント板
11章 繊維・ビニル系材料
11.1 畳
11.2 カーペット
11.3 プラスチック系床材
11.4 壁装材料
12章 機能性材料
12.1 機能性材料の種類
12.2 防水する部位と防水材料
12.3 防水工法と防水材料
12.4 その他の防水材料
12.5 断熱材の性能
12.6 断熱材の種類
12.7 音響材料
12.8 音響材料の種類
12.9 防火材料
学ぶコラム
①木材の「欠点」
②木材の炭素吸収量
③コンクリート強度の決め方
④セメントの製造とCO₂
⑤鉄の錆
⑥鉄鋼の低炭素化
⑦ガラスはどうやってはめる?
⑧廃ガラスの再資源化
⑨石は何からできているか?
⑩タイルは恒久的な素材?
⑪金属のさまざまな耐食性
⑫日本の伝統的な塗料ー漆と柿渋
⑬変遷する左官工法
⑭廃石膏ボードの再資源化
⑮建築材料としての畳
⑯シーリング材の選び方
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モリナガ・ヨウは土木を描く
公益社団法人 土木学会 土木学会誌編集委員会 編/モリナガ・ヨウ[絵]・溝渕利明[文]・大山顕[写真]
A4・128頁
定価3,960円(本体3,600円+税)
ISBN:978-4-395-32228-2
2025年12月
本書は『土木學會誌』の表紙、不定期連載をもとに書籍化したものである。絵本作家であるモリナガ氏の緻密なタッチ、コンクリート工学が専門の溝渕利明先生のわかりやすい解説、大山顕氏の迫力ある魅力的な写真、彼らの取材時のよもやま話により、普段私たちが当たり前のように利用し目にしている土木構造物の大事な役割や魅力を紹介する。
[主な目次]
巻頭のあいさつ 佐々木 葉
はじめに 溝渕利明
モリナガ・ヨウのイラストに描かれているもの 大山 顕
第1章 おじゃまします 土木の現場
1 おじゃまします!工事の現場
1-1 横浜環状南線・横浜湘南道路栄IC・JCT工事【神奈川県】
1-2 高速道路床版取替工事【東京都】
1-3 法面補修工事【神奈川県】
1-4 橋梁メンテナンス【東京都】
2 前を向く!復興の姿
2-1 岩手県陸前高田市防潮堤【岩手県】
2-2 気仙沼湾横断橋【宮城県】
2-3 福島第一原子力発電所【福島県】
3 感服!自然と技術の融合美
3-1 リニア中央新幹線 第一首都圏トンネル【東京都】
3-2 西海橋【長崎県】
3-3 紅葉谷川庭園砂防施設【広島県】
3-4 沈下橋【高知県】
3-5 洋上風力発電施設建設工事【秋田県】
4 うなる!これぞザ・土木
4-1 聖橋 御茶ノ水駅改良工事【東京都】
4-2 本河内水源池水道施設【長崎県】
4-3 青函トンネル【青森県・北海道】
4-4 黒部ダム【富山県】/取材帖
4-5 JR東日本 中央本線 笹子トンネル【山梨県】
4-6 琵琶湖疏水 南禅寺水路閣【京都府】
5 知りたい! 現場を支える道具と作業
5-1 建設現場を支える重機・機材たち【千葉県】
5-2 設計技術者のお供たち【東京都】
5-3 現場の安全を支える工芸品【東京都】
5-4 ボーリング調査【神奈川県】
5-5 セメントの最先端研究開発施設【千葉県】
5-6 函館船入澗防波堤【北海道】
第2章 足の向くまま気の向くまま モリナガ取材帖
建設中の八ッ場ダムを歩く【群馬県】
ねじり橋(めがね橋)を歩く【三重県】
土木工事の名脇役を知る【東京都】
新東名高速道路 河内川橋工事を歩く【神奈川県】
新横浜駅地下鉄交差部工事を歩く【神奈川県】
新桂沢ダム 嵩上げ工事を歩く【北海道】
東京外郭環状道路(大泉ジャンクション)を歩く【東京都】
TEC-FORCE(緊急災害対策派遣隊)を見る【千葉県、東京都】
引用・参考文献
おわりに モリナガ・ヨウ
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関連書籍
令和4年 土木学会出版文化賞 受賞 土木構造物は、私たちの暮らしを支え、災害から人やまちを守っている。本書は...続きを読む
ディテール 2026年1月号
247号(2026年冬季号)
階段の構法と素材
定価2,585円(本体2,350円+税)
2025年12月
■特集
階段の構法と素材
階段の構法と素材の組み合わせの中に、どのような「技」を見出すことができるか。
編集協力:下坂浩和(下坂浩和建築設計)
[前説]
階段の構法と素材の「わざ」 下坂浩和
[事例]
「大阪市立東洋陶磁美術館 エントランス棟」 日建設計
「高槻城公園芸術文化劇場」 日建設計/江副敏史+多喜茂+高畑貴良志+差尾孝裕
「紀尾井清堂」 内藤廣建築設計事務所
「AND PLUS ‘SHARE’ OFFICE+COFFEE」 竹原義二/無有建築工房
「TAMADIC 名古屋」 坂茂建築設計
「STROOG社屋」 MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIO
「Clay House」 ATTA – Atelier Tsuyoshi Tane Architects
「狸上るビル」 竹中工務店
「Vitra – Tane Garden House」 ATTA – Atelier Tsuyoshi Tane Architects
「千光寺頂上展望台 PEAK」 AS
「グラングリーン大阪 ゲートランタン」 日建設計/團野浩太郎+岡隆裕
「荏原製作所 藤沢事業所 V8棟」 竹中工務店
「NAOTO FUKASAWA ATELIER」 深澤直人+竹中工務店
「奈良県コンベンションセンター」 大林組
「学校法人北里研究所北里柴三郎記念博物館」 日本設計/安本高士+相薗恭平+東克彦
「CKD北陸工場」 清水建設
「長岡造形大学 第4アトリエ棟」 日本設計/河野建介+加藤福子+小泉翔+中村伸+玉木智大+藤原光太
■今日のディテール
・藤棚のように軽やかに揺らぐガラスファサード
クロサワビル/ティファニー銀座|AS(ファサードデザイン)、大成建設一級建築士事務所(建築・構造・設備)
・ディテールの余幅
庭の中の礼拝堂|山﨑健太郎デザインワークショップ
・林立する細柱に浮かぶ不等辺三角形の屋根と床
庭の床 福武トレス Fギャラリー|武井誠+鍋島千恵/TNA
・ずるずるつながる空間と、ほどけるエレメント
エアリスベース|平田晃久建築設計事務所
・透明感の高いガラスの大庇
JPタワー大阪|日建設計
・鋳物床で構成した鉄骨階段
JPタワー大阪|日建設計
・広葉樹の変形を受け入れる、皮つき丸太柱のやじろべえ構造
江坂ひととき|蘆田暢人建築設計事務所
■連載
現代住宅「ピロティ」考 | 武井誠+京都工芸繊維大学武井研究室
第4回|家の外が中 ー
「辻堂東の家」佐原光治/hana class
「橿原神宮前のH邸」とのま一級建築士事務所
「casa K」大庭早子建築設計事務所
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