ディテール 2020年7月号
225号(2020年夏季号)
デザインから読み解く建築法規
定価2,357円(本体2,143円+税)
2020年06月
■特集
デザインから読み解く 建築法規
編集協力:河野泰治(河野泰治アトリエ)、伊藤博之(伊藤博之建築設計事務所,工学院大学教授)
建築法規を実務的な問題解決だけではなく、設計のアイデアにつながるポジティブなものと考えられないだろうか。敷地へ足を運び、周辺の環境を感じて、心躍らせながら実現へ向かうとき、建築法規を広く創造的に捉える特集である。
[前説]
・デザインと建築法規の関係を探る
ウエハラノイエ/伊藤博之建築設計事務所
[作品]
・分離して明確化された木材使用と防煙・防火区画
ゆすはら雲の上の図書館/YURURIゆすはら /隈研吾建築都市設計事務所
・小学校の記憶を受け継ぐ用途変更
鋸南町都市交流施設・道の駅 保田小学校 /N.A.S.A.設計共同体
・日影規制が生んだヴォリュームが街の空間を取り込む
恵比寿SAビル /小嶋一浩+赤松佳珠子/CAt
・延床面積1,000㎡を超えるLVL格子梁の大屋根空間
千葉商科大学 The University DINING /シーラカンスK&H
・耐火建築でつくる伝統木造表現
水天宮御造替 /竹中工務店
・直通階段でつくる街とのつながり
富沢小径 /三浦慎建築設計室
■連載
・屋根から読み解く住宅の空間
第10回 屋根の下に「ミセ」を構えて ―大塚 篤
■今日のディテール
・対比的な二つの架構と調和をもたらす木格子
四日市市総合体育館/松尾敬一+河合正理/久米設計
・既製部材の組合せだけでこの透明感
パーク24グループ本社ビル/日本設計/神宮司高久+千野保幸+椛澤嘉孝
・大屋根の主体構造架構で魅せる環境ガラススキン
国立京都国際会館ニューホール/日建設計
・単層で風除室機能をもたせるエントランススキン
国立京都国際会館ニューホール/日建設計
・開放的な軒下空間をつくり出す木と鉄の混構造
のだのこども園/水上哲也建築設計事務所
・池から立ち上がる打放し壁
松原市民松原図書館/MARU。architecture+鴻池組
・手摺笠木から吊った浮遊する階段
國學院大學 総合学修館(6号館)/日建設計/岡田耕治+浦俊弥+福井貴英+宇田川貴章+関口佳織
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