彰国社

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ディテール 2021年1月号

227号(2021年冬季号)
時を刻むリノベーションディテール

定価2,357円(本体2,143円+税)

2020年12月

■特集
時を刻むリノベーションディテール
編集協力:花岡郁哉(竹中工務店)
既存の状態に何かしら手を加えること。今回の特集では、新旧の対比という単純な構図を超越したリノベーション事例を取り上げ、その空間とディテールに込められた建築家の意図を探る。

[対談]
・リノベーションから「コンティニュエーション」へ ―田根 剛×花岡郁哉

[事例6作品]
・躯体の美しさを再発見する
 UNIQLO TOKYO/ヘルツォーク& ド・ムーロン,竹中工務店,乃村工藝社,佐藤可士和(トータルクリエイティブディレクター),ファーストリテイリング
・歴史との滑らかな接続のための細部
 京都市美術館(通称:京都市京セラ美術館)/青木淳・西澤徹夫設計共同体(基本設計・監修)松村組・昭和設計(実施設計)
・おおらかなスケールでつながる旧棟と複合施設
 新風館/NTTファシリティーズ,隈研吾建築都市設計事務所(デザイン監修)
・コンティニュエーションのディテール
 弘前れんが倉庫美術館/Atelier Tsuyoshi Tane Architects,NTTファシリティーズ
・既存建物を改修した「透明感あるガラス大空間」のディテール
 新宿住友ビル RE-INNOVATION PROJECT/住友不動産(建主・基本構想・総合監修),日建設計(基本設計・実施設計・監理),大成建設一級建築士事務所(実施設計・監理)
・大胆に減築してまちに開く
 テラス沼田/宮崎浩 / プランツアソシエイツ

■トピック
・都市機能の接続点をめざして――環境・交通・土木を織り込む建築
 東京虎ノ門グローバルスクエアのディテール/井上信次郎+畑江未央+高増拓実 / 日本設計


■連載
・ポルトガル建測考―実測ノートから考察する表現としてのディテール
 #2 川辺にずれる矩形 ヴィアナ・ドゥ・カシュテロ公立図書館/アルヴァロ・シザ・ヴィエイラ ―田中伸明
・ディテールにみる戦後建築の伝統表現
 第7回 現代《床の間》愚考―1950 年代の《床の間》解釈に学べ ―青柳憲昌
・屋根から読み解く住宅の空間
 第11回 リノベーションの屋根 ―大塚 篤


■今日のディテール
・品格とにぎわいの共存―銀行の新たなパブリックスペース
 阿波銀行本店営業部ビル/日建設計 / 金子公亮・水上和哉
・ビルドHフレームの繰返しによる軽快な庇とデモルーム
 理想科学工業 開発センターⅡ/松尾敬一+ 河合正理、小野志門、熊坂舞希 / 久米設計
・外殻ブレース現しの外装とガラスインゴットのようなエントランス
 ダイヤゲート池袋/日建設計 / 岡田耕治・見杉亮誠・伊藤佐恵

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