宮崎浩/「つなぐ」境界のディテール
宮崎浩+プランツアソシエイツ 編著
A4・112頁
定価3,740円(本体3,400円+税)
ISBN:978-4-395-32174-2
2022年03月
ディテールの名手として知られる建築家・宮崎浩氏初の作品集であり、詳細図集。住宅から大規模公共施設まで、建築は閉じたものではなく、まちや人とつなげるためにあるという建築観から、建物の境界(開口部)に焦点を当て、その意図や狙いを豊富な図面で紹介する。
素材と規格デザインの開発について語るコラム、また古谷誠章氏との対談も収録。
[主な目次]
【作品】 NSPビル/道の駅 仁保の郷/TAG/再生木ルーバーハウス/SKK松山・高知・徳島/安曇野髙橋節郎記念美術館/木製建具の家/富士河口湖の家/インド大使館/恵比寿グリーングラス/JAAビル/新山口駅北口駅前広場「0番線」/新山口駅南北自由通路/川場ルーフ/SLシェルター/テラス沼田/OISO CONNECT/長野県立美術館
【素材と規格デザインの試み】 スチールサッシ/再生木/アルミサッシ/多様な素材
【対談】 「長野県立美術館をめぐって-つながる関係とディテール」古谷誠章×宮崎浩
-
■紙の本を購入
関連書籍
組織に属さない建築家は、自分の手で仕事を手繰り寄せるしかない。本書は、美術館のプロポーザルで幸運にも設計の機会を得た著者・宮崎浩の構想から竣工までをまとめたもの。具体例を通じて、ひとつの美術館がどのよ...続きを読む