
意味の環境論
人間活性化の舞台としての都市へ
瀬尾文彰 著
A5・292頁
定価4,620円(本体4,200円+税)
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ISBN:4-395-00086-X
1981年04月
本書は、ややもすれば抑圧の機構にすぎないものに陥ろうとする現代の都市に対して、舞台であると同時に表現の媒体でもあり得た、かつての都市におけるイコノロジーの世界をもういちど構想しなおそうとする立場から、意味の概念を軸にして展開される環境論である。均質な空間認識の前面に、多極的構造を具えるもう一つのパラダイムを対置することによって、近代主義の足かせを断ち切ろうとする試みである。
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