
考えるプロセスがわかる
変形を理解する構造力学 第2版
小野里憲一・西村彰敏 著
B5・244頁
定価3,740円(本体3,400円+税)
ISBN:978-4-395-32181-0
2022年08月
「構造力学」で学ぶ「力のつり合い」。
そしてつり合いだけでは解けない問題を解くために学ぶ「変形」。
豊富な例題と図解やイラストを多用した詳しい解説で、初学者でも問題について考え・解くプロセスを身につけることができる。
全体的に解説を見直し、より理解がしやすいように改訂を行っている。
全頁2色刷り。
[目次]
1章 材料の性質
1.1 材料の性質
1 応力度/2 強さ/3 ひずみ度/4 応力度とひずみ度/5 ヤング係数
2章 断面の性質
2.1 軸方向力による変形
1 断面積/2 断面積と軸方向力の関係
2.2 曲げモーメントによる変形
1 曲げ/2 たわみと断面2 次モーメント/3 曲げの強さと断面係数
2.3 座屈による変形
1 座屈とは/2 座屈荷重/3 座屈荷重の大きさ/4 支持条件と座屈長さ/5 座屈応力度
2.4 せん断力による変形
1 荷重、せん断力、曲げモーメントの関係/2 せん断応力度/3 せん断力による変形
2.5 ポアソン比と弾性係数
1 ポアソン比/2 ヤング係数とせん断弾性係数の関係
3章 梁の変形を求める
3.1 構造物を解くための仮定と変形の概略
1 微小変形理論/2 変形の概略
3.2 弾性曲線方程式
1 弾性曲線方程式とは/2 拘束条件/3 たわみ角とたわみの計算/4 連続条件/5 弾性曲線方程式を用いて不静定梁を解く/6 対称条件
3.3 モールの定理
1 モールの定理とは/2 モールの定理で単純梁の変形を求める/3 モールの定理で片持ち梁の変形を求める
4章 不静定構造物の解法
4.1 曲げモーメントからせん断力と軸方向力を求める
1 曲げモーメントから外力とせん断力を求める/2 荷重と曲げモーメントからせん断力と軸方向力を求める
4.2 節点が移動しない構造物の解法
1 節点が移動しない構造物/2 中間荷重が作用しない構造物を解く/3 中間荷重が作用する構造物を解く/4 固定モーメント法
4.3 節点が移動する構造物の解法
1 片持ち梁の変形の組み合わせでたわみを求める/2 基本的な梁の組み合わせで構造物を解く
4.4たわみ角法
1 たわみ角法の基本式/2 たわみ角法による解法
5章 仕事
5.1仕事
1 仕事とは/2 弾性体についての仕事/3 相反作用の定理/4 外力仕事と内力仕事/5 応力度による内力仕事とせん断変形の形状係数/6 カスティリアーノの定理
5.2仮想仕事の原理
1 仮想仕事の原理とは/2 仮想仕事の原理を用いて静定トラスのたわみを求める/3 仮想仕事の原理を用いて不静定梁を解く/4 仮想仕事の原理を用いて不静定ラーメンを解く/5 仮想仕事の原理を用いて不静定トラスを解く
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