彰国社

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世界の水辺都市への旅

芦川 智 編 芦川 智・金子友美・鶴田佳子・高木亜紀子 著

A5横・152頁

定価2,750円(本体2,500円+税)

ISBN:978-4-395-32184-1

2022年12月

水は人間にとって不可欠な要素である。水は、生産、産業、交通や、水と地形の複合した風景をつくり出す。雨や外敵に対しては柵や城壁や堀割が防衛要素となる。海は水産資源をもたらし、海洋は世界への窓口として機能する。本書は、海外調査に基づき、世界の水辺の34都市の空間構造、環境、生活様式、文化、歴史を読み解く。

[主な目次]
プロローグ|モンパジエ

・河川に沿う
 サラマンカ/リスボン/ワルシャワ

・聖なる流れ
 ヴァラナシ/バンコク

・水道橋をつくる
 オビドス/セゴビア/イルヴァシュ

・屈曲河川が守る
 チェスキー・クルムロフ/トレド/ヴェローナ

・海洋に展開する
 スプリット/シラクーザ/サン=マロ

・水路網で生きる
 アムステルダム/同里/柳川/倉敷

・水辺と共生する
 ブレーメン/チェスケー・ブジェヨヴィッツェ/ヴロツワフ/
 トレヴィゾ/リューベク/ストラスブール

・オアシスに生きる
 シバーム/ヒバ

・地形が守る
 ロンダ/広島城

・河川が結ぶ
 バンベルク/ニュルンベルク

・掘割で囲う
 ミュンスター/姫路城

エピローグ|麗江古城

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