
図解 建築の技術と意匠の歴史
溝口明則 著
B5・200頁
定価3,300円(本体3,000円+税)
ISBN:978-4-395-32197-1
2023年10月
建築の歴史といえば「様式史」がその中心を占めてきたが、架構にかかわるアイデアや耐用年数を延ばすための工夫こそ建築の根幹であり、意匠と技術は密接にからみあっている。本書では、建築の黎明期である古代にさかのぼり、空間創造の手がかりやテクノロジーの変遷を、約300点の3D図版などを用いてわかりやすく解読する。
[主な目次]
巻頭カラー さまざまな架構技術がつくる建築のシルエット
序章
1. 古代初期のふたつの架構
2. 構造物のふたつの時代のシルエット
3. 専制国家の記念的建築
4. 古代建築の4つの相貎
Ⅰ 石材、レンガを積む 壁構造の世界
1. 壁に開口を設ける
2. ブロックを重ねて空間を覆う
3. アーチを架けて空間を覆う
Ⅱ 木材を架ける 柱・梁構造の世界
4.柱を立てる、屋根を載せる
5.瓦を葺く、屋根を支える
終章
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