「居住環境づくり」の研究開発が進められるなかで、こと「光」、すなわち「照明」の分野でも、単に見やすく疲れないもの、生活の視環境が整えるというだけではないく、住まいやオフィスなどの居住空間にうるおいを与えるデザイン要素としても欠くことのできないものとなっている。
本書はこの「あかりと照明」を人間のくらしとの関係からもう一度サイエンスの目でとらえ、興味深くまとめた読みもの。

[主な目次]
Ⅰ　あかりの文化史、むかしのあかり雑話　Ⅱ　光・あかりと照明　Ⅲ　あかりのデザイン、建築の照明　Ⅴ　暮らしのあかり、都市の照明