基礎からわかる
給排水設備
坂上恭助・鎌田元康 編/石渡博・市川憲良・大塚雅之・岡田誠之・鎌田元康・坂上恭助・下田邦雄 著
B5・248頁
定価3,630円(本体3,300円+税)
ISBN:978-4-395-00882-7
2009年10月
建築設備は、電気設備、空調設備、給排水設備(衛生設備)に大別されるが、級排水設備の基本は、この2世紀、ほとんど変わっていない。この本では、給排水設備の原則を押さえ、住宅の給排水設備の計画・設計まで含んでいる。
[目次]
第1章 水の利用
1 水循環と水資源
1.1 水循環/1.2 水資源/1.3 水使用
2 都市・建築と水
2.1 都市と水/2.2 建築と水/2.3 水使用と給排水設備の負荷
演習問題
第2章 水・空気の流れ
1 水・空気の物性と圧力・流れ
1.1 水・空気の物性/1.2 圧力と流れ
2 給水・給湯管内の流れ
2.1 流れと圧力損失/2.2 流量線図
3 排水・通気管内の流れ
3.1 排水管内の流れ/3.2 通気管内の流れ/3.3 排水管内に生じる圧力分布
演習問題
第3章 設計の約束ごと
1 給排水設備の構成
1.1 給排水設備の変遷/1.2 給排水設備の構成
2 設計原則
2.1 飲料水の汚染防止/2.2 ウォーターハンマーの防止/2.3 湯によるやけどの防止/2.4 排水の機器内流入防止/2.5 排水ガスの室内侵入防止/2.6 配管の漏水・詰まりなどの防止
演習問題
第4章 給排水システム
1 給水システム
1.1 システムの分類と構成/1.2 システムの設計法/1.3 設計上の留意点
2 給湯システム
2.1 システムの分類と構成/2.2 システムの設計法/2.3 設計上の留意点
3 排水システム
3.1 システムの分類と構成/3.2 システムの設計法/3.3 設計上の留意点
4 給排水機器と配管
4.1 給排水機器の分類と構成/4.2 衛生器具の設備個数/4.3 給水器具/4.4 水受け容器/4.5 排水器具類/4.6 設備ユニット/4.7 配管類/4.8 貯水類/4.9 ポンプ類/4.10 熱源機器
5 排水処理システム
5.1 浄化槽/5.2 排水再利用設備/5.3 雨水処理方式
演習問題
第5章 戸建て住宅の設計
1 予備調査
1.1 立地条件/1.2 居住者
2 建築計画と水まわりのレイアウト
2.1 敷地と建物の関係/2.2 水まわりの位置/2.3 水まわりの広さ
3 詳細計画におけるチェック事項
3.1 各設備
4 設計図の作成
4.1 設計図の構成/4.2 設計図の作成
5 設計例
5.1 設計例の概要
6 高齢者対応の検討
6.1 水まわりスペースの位置と広さ/6.2 専用器具
資料編
1 用語解説
2 用語解説 英和対訳
3 計画・設計用資料
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