彰国社

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まちづくりの新潮流

コンパクトシティ/ニューアーバニズム/アーバンビレッジ

松永安光 著

四六・230頁

定価2,200円(本体2,000円+税)

ISBN:978-4-395-00663-2

2005年09月

さびれきった中心市街地、高齢化が進む郊外団地、疲弊する地方財政、荒廃する景観。わが国でも顕著になっている問題に遭遇している欧米各国の取り組みを、3年間の現地調査をもとに書き下ろした。

[目次]
第1章 二O世紀の失敗
爆破された巨大団地 プルイットアイゴー/再開発の失敗 マンチェスターのヒューム地区/破綻したル・コルビュジエの夢 アムステルダムのベルマミーア団地/「近代都市理論」とは/二O世紀の失敗
第2章 新しいコンセプト
コンパクトシティ/サスティナブルシティ/アメリカの動き エッジシティからニューアーバニズムへ/イギリスの動き 田園都市からアーバンビレッジヘ/EU諸国の動き オランダ、ドイツ、フランスに見るコンパクトシティ
第3章 アメリカのまち巡り
ニューアーバニズムの誕生 シーサイド/ショッピングセンターに人が住む マイズナーパークとサンタナロウ/ディズニーの夢のまち セレブレーシヨン/ショッピングセンター跡地のTOD  ザ・クロッシングズ/元祖エコビレッジ ビレッジホームズとラグーナウエスト
第4章 イギリスのまち巡り
チャールズ皇太子の夢のまち バウンドベリー/荒廃したまちの資源をさぐる ウォルバーハンプトンのセントジョン・アーバンビレッジ/奇跡の再生を遂げたイギリス第二の都市 バーミンガムのジュエリークォーター/失敗から学ぶ マンチェスタiのヒューム地区/二〇〇〇年を記念したまちづくり ロンドンのミレニアムビレッジ/田園都市の始祖 レッチワース
第5章 EUのまち巡り
ベルマミーアの反省 ガースパーダム団地とアムステルフェーン団地/町屋風長屋で成功したウォーターフロント再生 ボルネオ・スポレンドルフ島/文化でまちおこし フランクフルト/都心に大型店を誘致 ダルムシュタット/環境首都の「カー・フリー」団地 フライブルグ/公共交通ネットワーク完備のバロック都市 カールスルーエ/LRT導入のモデル都市 ストラスプール
第6章 二一世紀のまちづくり
共通する価値観/温故知新歴史都市に学ぶ/アーバンデザインの新しい手法 複雑系/安心・安全のまちづくり パーミアビリティとコミュニティー/実現への道 PFI 、PPP、TIF、BID
第7章 アーバンデザインの実践
路地型集合住宅中島ガーデン/環境共生型公営団地 ハーモニー団地とラメール中名団地/低層高密度のリゾートビレッジ Fプロジェクト/民聞からの提言 鹿児島市コンパクトシティ構想

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