
風景の狩人
建築家の視野
鈴木恂 著
A5・226頁
定価2,860円(本体2,600円+税)
ISBN:4-395-00548-9
2006年02月
建築家の鈴木恂氏が1960年代から1990年代にかけて世界各地を彷徨し、書きためた街並や建築風景の紀行文を収録。これからの都市や建築をデザインしていく若い人々にとっては、必携の書。世界を自分の足で歩き、自分の目で確かめ、スケッチを描くことによって観察眼を養うことの大切さを説いている。
※紙版:品切れ デジテル版:購入可
[目次]
Ⅰ 風景の狩人
風景の狩人
Ⅱ 実測小論
実測小論――空間の関係性を測る
ヨーロッパ・スケッチより――家と村を描く
メキシコ・スケッチより――集落と遺跡
遠近の視点
マスクの聖所――マヤ遺跡コハン
エジプト・スケッチより――場所のコンパス
王(ファラオ)の家を掘る
マルカタ正日都市の阿像学的方位概念
Ⅲ 街並の連続
街並の連続――「並み」のシークエンス
壁面の発見
路地の構造
街角の舞台
地中海からの手紙
Ⅳ 風景のモザイク
風景のモザイク――アンダルシアから
アンデス逍遥
ナイル三景
ジエルパ――チュニジアの小島
中国――大きな風景を見て思うこと
隠されたパリ――都市の裏側に輝きを
イタリア、北から南へ――広場、回廊、塔、屋根
Ⅴ 達人との対話
水景を語る【対談=イサム・ノグチ+鈴木恂】
場所の記憶【講演=吉阪隆正全スケッチの世界】
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