彰国社

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画文でわかる

構造の美、建築の美

文 佐々木睦朗 画 宮沢 洋

A5変・120頁

定価2,530円(本体2,300円+税)

ISBN:978-4-395-32223-7

2025年08月

パルテノン神殿をはじめとする古典建築からエッフェル塔、サグラダ・ファミリア、ファンズワース邸などの近代建築、究極の透明性や自由曲面シェルを実現した現代建築にいたるまで、建築の技術と美の融合の可能性について壮大に展開。
構造家・佐々木睦朗と画文家・宮沢洋によって、建築構造の歴史と技術の流れをビジュアルに俯瞰できる1冊。
 
[主な目次]
はじめに 「前略、アテネにて」 宮沢 洋
 
第1章 建築の美とは何か
1-1 桂離宮と日光廟の建築美について考えてみる
1-2 語源をたとると「技術は芸術である」
 
第2章 古典建築の技術と芸術
2-1 建築はどのようなプロセスでつくられるか
2-2 建築の最大要素は「機能と構造と美しさ」
2-3 さまざまなメッセージを投げかけるパルテノン神殿
2-4 石の柱は木製のダボで地震時の横力を吸収
2-5 微妙なむくりや斜めに立つ柱も
 
第3章 近代建築の技術と芸術
3-1 エンジニアリンクが生み出す建築の登場
3-2 近代のモニュメント ー エッフェル塔
3-3 ヴィオレ・ル・デュックが近代建築に与えた影響
3-4 ヴィオレから構造合理主義を継承したガウディ
3-5 永劫のカテドラル ー サクラダ・ファミリア大聖堂
 
第4章 20世紀の近代建築へ
4-1 あのグロピウスですら、細い部材になじめず
4-2 鉄骨軸組構造で完全な建築美を実現したミース
4-3 地震にも耐えるファンズワース邸の構造
 
第5章 再び建築の美について
5-1 美の判断基準を持つ重要性
5-2 建築の美は歴史のみがその真実を語りうる
 
補講 
佐々木睦朗塾長に聞く
キャンデラに怒られ、ガウディに目覚める
ー「シェル」をめぐる私の冒険
 
おわりに 佐々木睦朗

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