![ディテール 2010年10月号](/image/DH-186.jpg)
ディテール 2010年10月号
186号(2010年秋季号)
ディテールがつくる「住宅の時間」
A4変・128頁
定価2,357円(本体2,143円+税)
2010年09月
■特集
ディテールがつくる「住宅の時間」
時刻、季節、歳月、また何気ない日常の一瞬で住宅は姿を変える。
古び、性能的な衰えに対峙すること、逆に時の流れを味方につけ、住宅の魅力としていくこと。そのために建築家は大らかさと緊張感をもった、程よい細部を考え続けている。本特集は、そのような「時間」をテーマにした建築家5人の思考を図面を通して探っていく。
[作品]
01.木漏れ日の中に溶け込む静かな佇まい 離山の家/渡辺明設計事務所
02.楓林とともに時を重ねる列柱廊のある家 楓林の家/横内敏人建築設計事務所
03.緑の中で刻む場のリズム 玉川上水の家/堀部安嗣建築設計事務所
04.反射の光で変化する空間の質 工具屋さんの家/服部信康建築設計事務所
05.四季を感じ,自然と共存してゆく終の住処 木竈/川口通正建築研究所
■短期集中連載
都市小住宅設計のスモールテクノロジー「ちっちゃな家」
-家を楽しむための住空間のディテール 第3回 お風呂空間 ―杉浦伝宗
■ディテール徹底究明 第7回 暖炉と薪ストーブ
・暖炉と薪ストーブ徹底究明 ―日本暖炉ストーブ協会
・シックイの家/武井誠+鍋島千恵/TNA
・ダブル・チムニー/アトリエ・ワン
・OKR/新関謙一郎/NIIZEKI STUDIO
■コラム
・ディテールの世界風景 文化と素材と精度と-韓国・ソウル・安徽省:安田幸一
・納まり-基本の「き」 階段の0段目:真鍋恒博
■連載
・内田祥哉 三題噺
第21話 「和服」「満員電車」「ゲート」
・設計者も学ぶ大工の教科書
第5回 木づくりのはなし ―渡邊隆、青柳照明 イラスト:瀬谷昌男
・建築家と町工場の可能性-量を担った技術を考える
第10回 空間素材としての透明ガラス ―内田祥士
・リレー連載/建築アーカイブズ
第22回 林雅子資料室のアーカイブズ―生き続ける設計資料- ―白井克典
■今日のディテール
・千鳥格子が生み出す「家具と建築の境界線」
ジーシー・プロソミュージアム・リサーチセンター/隈研吾建築都市設計事務所
・中断面流通木材による下側湾曲張弦梁構法
とれたて産直館 印西店/杉本洋文+計画・環境建築
・端正な表情をもつ実験装置
竹中技術研究所・耐火実験棟/竹中工務店
・存在を消した給排気口と光の外部階段
JR尼崎駅北NKビル/竹中工務店
・複合日射制御システムをもつファサード
ベターリビング つくば建築試験研究センター試験研究本館/小玉祐一郎+エステック計画研究所
・空のイメージをプラザに映すアルミの万華鏡
東京造形大学 CS PLAZA/安田アトリエ
・テラコッタルーバーによる深みのあるホテルファサード
興和渋谷オルガン坂ビル/日本設計(外装)
・既製ユニットサッシュで構成されたガラスファサード
ニッセイ溜池山王ビル/KAJIMA DESIGN
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