
現代日本住宅史
すまい考今学
西山夘三 著
A5・470頁
定価4,230円(本体3,845円+税)
ISBN:4-395-00282-X
1989年12月
国民全体が一億総中流といわれているが、住宅事情は個々に千差万別である。本書では、国民の合意としての住宅問題を考え、今日の住宅事情がどう形成されてきたか、また、その相互のつながりを明らかにしている。ここでは、様々な住宅を、所有関係、住宅の種類、住居の形式、地域、階層などの項目を挙げ「型」としてとらえ、その分化がどのように生まれ、変化してきたかを追跡し、現在の状況をみて、展望を示唆する。
本書は、住宅計画の第一人者西山夘三氏が、「今住んでいる住宅だけでなく、もう少し大きな展望を多くの人びとにもってもらいたい」という願いをこめて執筆された。
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