
近世日本建築にひそむ西欧手法の謎
「キリシタン建築」論・序説
宮元健次 著
B6・300頁
定価2,756円(本体2,505円+税)
品切れ
ISBN:4-395-00436-9
1996年01月
キリシタンの教会堂南蛮寺は、日本全国に延べ200カ所ほども建てられていた。それはどんな姿のものであったのか。本書では、海外に散在する宣教師の報告書や書簡、あるいは南蛮屏風や指図などの資料解析によってその姿を再現する。そして、彼らがもたらした西欧のデザイン手法が、実は近世日本建築の典型である御所、桂、日光、厳島等々の建築や庭園に大きな影響を及ぼしていたことを、数々の例証をあげながら考察している。
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