復刻版
現代建築愚作論
八田利也 著
B6・238頁
定価2,200円(本体2,000円+税)
ISBN:978-4-395-01236-7
2011年10月
はったりをきかせたペンネームの著者は、若き日の磯崎新、伊藤ていじ、川上秀光の3人。1961年の刊行以来、建築界に物議をかもした話題作をついに復刻。若手建築家、藤村龍至が「解説『量』から『アーキテクチャ』へ」を解題。「建築家を取り巻く問題が1961年当時と2011年現在であまりにも似過ぎていて、そのまま読んで十分に説得力があり、しかも参考になる」と、本書の現代性を深く論及している。
[主な目次]
第一章 現代建築家気質
第二章 小住宅ばんざい
第三章 「ばんざい」始末記
第四章 都市住居の未来像
第五章 都市の混乱を助長し破局に到るを待て
第六章 都市再開発は建築家に市場を与えるか
第七章 都市のアメニティを確保するために
第八章 近代愚作論
第九章 巨匠への道
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