鉄筋コンクリート構造の基本を知り、部材の抵抗のしくみを理解した上で、設計応力の与えられた部材の設計ができるようになることを目標にした教科書。

[主な目次]

1章　鉄筋コンクリート構造の概説

1.1　鉄筋コンクリート構造とは
1.2　鉄筋によるコンクリートの補強とは
1.3　鉄筋に対するコンクリートの所要のかぶり厚さ

2章　部材の受ける力と抵抗

2.1　鉄筋とコンクリートの力学特性
2.2　曲げモーメントに対する抵抗
2.3　曲げモーメントと軸方向力に対する抵抗
2.4　せん断力に対する抵抗
2.5　鉄筋とコンクリートとの相対的なずれに対する抵抗

3章　設計法と荷重・外力

3.1　構造安全性の確認と許容応力度設計法
3.2　建築物の受ける荷重・外力

4章　許容応力度設計法に基づく部材の設計

4.1　材料の選定と許容応力度
4.2　梁
4.3　柱
4.4　床スラブ
4.5　鉄筋の付着・継手・定着の設計
4.6　柱と梁の接合部
4.7　耐震壁
4.8　基礎

付章　演習問題

本書の内容に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。
訂正箇所と訂正内容については正誤表（PDF）をご参照ください。
（2017年2月16日更新）