
窓から建築を考える
五十嵐太郎+東北大学五十嵐太郎研究室+市川紘司 編著
四六・224頁
定価2,037円(本体1,852円+税)
ISBN:978-4-395-32021-9
2014年06月
採光や換気を促すために生まれた「窓」の役割は、照明、空調、材料、構造といった技術の発展とともに多様化し、それは建築のデザインにも反映されている。本書はそうした窓の変遷を軸に、建築・技術・美術の歴史の見取り図を横断的に描き、それらの結束点である窓のパラダイム・シフトをとらえなおす。
[目次]
序論 窓から世界をのぞく 五十嵐太郎
第1章 思想としての窓
第2章 日本の建具
第3章 丸窓の意味と機能
第4章 窓の技術的進化
第5章 絵画と窓
essay
1 イメージからみる近代日本の窓ガラス受容 西川純司
2 日本の古典文学における窓 脇坂圭一
3 窓にみる船とモダニズム建築の交差 海老名熱実
窓の年表
おわりに 市川紘司
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