
新装版
巨匠ミースの遺産
山本学治・稲葉武司 著
B6・216頁
定価2,750円(本体2,500円+税)
ISBN:978-4-395-32018-9
2014年05月
ミースが死去した1年後に、いち早くまとめられたもの。著者、山本学治は、自らの一貫した視点から、ミースの建築創造を時間軸に沿って論ずる。構造・技術・材料の様々な要素のせめぎ合いの中でミース建築が立ち現われてくるさまを、改めて知ることができるv。ミースへの最良の入門書であると同時に、読み継がれるべき古典の一冊。
[目次]
Ⅰ ヨーロツパ時代
1 おいたち/2 ベーレンスとベルラーへとライト/3 第1次大戦直後の建築界の動向/4 五つの計画案/5 20年代におけるミースの思想/6 CIAMへの道/7 流れる空間の秩序/8 コート・ハウスの研究
II アメリカ時代
1 有機的な秩序を求めて/2 イリノイ工科大学(1.1.T.)校舎群とファンスワース邸/3 新しいクラフトマンシップ/4 普遍的空間/5 UnityとIdentityの相克
III 巨匠時代の終末
1 終章の始まり/2 姿勢と作品/3 さまざまな解釈/4 人間と空間の論理
-
■紙の本を購入