彰国社

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場の産業 実践論

「建築─新しい仕事のかたち」をめぐって

松村秀一 編

四六・208頁

定価2,037円(本体1,852円+税)

ISBN:978-4-395-32024-0

2014年07月

既存ストックが余る日本において、それらを人々の生活の場に仕立て上げる新しいタイプの仕事が大きな可能性を持つ。マスを扱う新築産業とは異なる手法や異なる視点、建築の枠組みのとらえ直し、人材育成の方法、中でも不動産と建築のかかわり、関係性のデザイン、エリアマネジメント、収益重視の仕事観のとらえ返し等、具体的な「場の産業」に迫る。

[目次]
はじめに 飛沫を上げる人たちの熱い語り

ラウンド1 東京①
人材・デザイン・エリアマネジメント
内山博文+大島芳彦+岡部明子+林厚見+松村秀一
 「新しい仕事」と人材
 マス産業とは違う可能性
 「デザイン」の意味の広がり
 専門性を開くこと
 エリアマネジメントという仕事
 持続性が問われるエリアマネジメント
 ファイナンスも変わってきている

ラウンド2 東京②
建築教育・公と民・都市経営
嶋田洋平+清水義次+田村誠邦+馬場正尊+松村秀一
 社会が変わっているのだから大学教育も変える
 建築教育の硬直性を打ち破る方法
 プロセスと関係性をデザインする
 点から始まるエリアマネジメント87
 これからの公民連携
 公共における「算盤と志」

ラウンド3 北九州
不動産・コミュニティ・大学の役割
貞國秀幸+徳田光弘+橋爪大輔+吉原勝己+松村秀一
 不動産から考える新しい仕事のかたち
 個が大きな流れをつくる初めての産業分野
 不動産とデザイン
 コミュニティ力と経済価値
 エリアマネジネントの担い手
 大学はけっこうありがたい

ラウンド4 大阪
自分仕事・個人事業主・民主化
鈴木毅+中谷ノボル+山崎亮+松村秀一
 建築出身の学生にはいいところがあります
 自分の町、自分の仕事という感覚
 個人事業主あるいは民主化の話
 エリアマネジメントはどこで稼ぐか
 再び民主化について194

おわりに 場の産業のかたちが見えた

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