
ディテール 2015年4月号
204号(2015年春季号)
住宅のキッチン
A4変・112頁
定価2,357円(本体2,143円+税)
2015年03月
■特集
住宅のキッチン
暮らしの基本となる,食べることと住まうことを結びつける要が住宅のキッチンだ。この特集では、キッチンに求められる使い勝手に素直に応えたうえで、そこに住む人々の暮らしを豊かにかたちづくっているキッチン・ディテールの数々を紹介する。
[前説]
・2つの住宅に見るキッチン設計の手法とコツ ―本間至・安立悦子
[事例10作品]
・全方位に抜けたキッチン
鎌倉の家/阿部勤・安立悦子/アルテック
・人が集うためのキッチン
百人町の家/渡辺康建築研究所
・L型で奥行きをつくり出す
守谷の家/伊礼智設計室
・生活動線の中心にあるキッチン
藤沢の家/八島正年+八島夕子/八島建築設計事務所
・生活動線を重視したキッチン
流山の家/本間至/ブライシュティフト
・機能が侵食するキッチン=大きな家具
西永福の家/中山薫+盛勝宣/FISH+ARCHITECTS
・台所を「組み立てる」
櫛引の家/安藤和浩+田野恵利/アンドウ・アトリエ
・柔らかい光で満たす「要」としての台所
大磯の家/手嶋保建築事務所
・キッチンでつながるリビング・ダイニング,カフェとテラス
深大寺東の家/小川広次建築設計事務所
・かまどに仕舞われた生活のイメージ
八雲の家/矢坂久明+矢坂直子/矢坂建築設計研究所
■連載
・内田祥哉 三題噺
第38話 「原っぱのまま」「糊とカッター」「ホースで放水」
ゲスト:春木文彦(アーキノック一級建築士事務所,元三井造船)
・浴室設計の作法をたずねて
第4回 甲村健一 浴室を「居室化」する ―中辻正明
・近代日本を疾走したディテール―丹下健三を巡る技術と精神
第6回 HPシェルによる大聖堂の建設と改修:東京カテドラル聖マリア大聖堂 ―豊川斎赫
・意匠設計者でもスラスラわかる 建築2次部材の構造計算
第7回 自立サイン・吊りサインはどう“もつ” か? ―山本満・四井茂一 イラスト:すずきみほ
■今日のディテール
・吹寄せ丸柱と深い軒による洗練のオフィスファサード
日本生命 丸の内ガーデンタワー/小比賀一史+ 石川真治+ 森愛子/日建設計
・ダイアゴナルパターンの「スキン・ストラクチュア」
大塚グループ大阪本社 大阪ビル/若林亮+ 喜多主税+ 髙木研作/日建設計
・議論にインパクトを与える会議室
大塚グループ大阪本社 大阪ビル/若林亮+ 喜多主税+ 髙木研作/日建設計
・構造フレームと呼応させたスリット窓
大塚グループ大阪本社 大阪ビル/若林亮+ 喜多主税+ 髙木研作/日建設計
・ウォールスルーと自然換気を一体感のある外観の中に
虎ノ門ヒルズ 環状第二号線新橋・虎ノ門地区 第二種市街地再開発事業Ⅲ街区/日本設計
・ディテールがインテグラルに統合されたガラスの頂部
虎ノ門ヒルズ 環状第二号線新橋・虎ノ門地区 第二種市街地再開発事業Ⅲ街区/日本設計
・木質接着複合パネルによる4階建て木造共同住宅
赤羽の集合住宅(Timber House)/K U S + t e a m T i m b e r i z e
・生け簀用コンテナによる屋根の緑化
神勝寺 松堂/藤森照信+ 大嶋信道/大嶋アトリエ
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