
日本の建築ディテール1964→2014
半世紀の流れのなかで選び抜かれた作品群
彰国社 編
A4変・118
定価2,640円(本体2,400円+税)
ISBN:978-4-395-32061-5
2016年05月
『ディテール』創刊200号における二つの記念特集を高評に応えて再録したもの。メイン特集「日本のディテール 1964→2014」では、“ディテールを決めるもの”と題し、 独創性・革新性、外装進化、素材、環境の4つの視点からこの半世紀の建築ディテールを総括している。第2特集「住宅ディテールの半世紀」では時代を画した12の著名な住宅を取り上げ、今日に受け継がれてきた住宅ディテールの大きな流れを透かし読む。誌面が記録してきた細部から見た建築の新技術、新素材、建築生産の近代化、建築図面の標準化といった半世紀にわたる展開は、モノから思想を、世相を読む貴重な資料となっている。
[目次]
『ディテール』誌の200冊が記録してきたもの――まえがきに代えて
ディテール200号に寄せて 内田祥哉
日本のディテール 1964→2014
写真が捉えたディテール
ディテールを決めるもの 「今日のディテール」50年を振り返って
1.ディテールの独創性・革新性とは何か
2.外装進化の先駆けとなったもの
3.素材へのチャレンジ
4.環境とサスティナブルの時代へ
住宅ディテールの半世紀
呉羽の舎|白井晟一|1965
池田山の家|吉村順三|1965
白の家|篠原一男|1966
猪股邸|吉田五十八|1967
続 私の家|清家清|1970
目神山の家 1「回帰草庵」|石井修|1976
住吉の長屋|安藤忠雄|1976
私たちの家|林昌二・林雅子|1978
横尾ボックス|宮脇檀|1979
シルバーハット|伊東豊雄|1984
House SA|坂本一成|1999
梅林の家|妹島和世|2003
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