彰国社

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体験的ライフタイム・ホームズ論

車いすから考える住まいづくり

丹羽太一・丹羽菜生 編 / 丹羽太一・丹羽菜生・園田眞理子・熊谷晋一郎・小竿顕子 著

A5・214頁

定価2,310円(本体2,100円+税)

ISBN:978-4-395-32075-2

2016年11月

大学院時代に突如、下肢の動きを失い、手の可動域も限られる車いす使用者となった夫と妻が取り組んだ自邸づくりをもとに「ライフタイムデザイン論」をえがく。高齢者住宅の研究家、脳性まひ者で当事者研究に取り組む小児科医、著者のリハビリを支えたソーシャルワーカーをゲストに招き、その課題を掘り下げる。

[目次]
はじめに

Chapter 01 自分の家を自分で考える
01 気がつくと、障害者になっていた
02 本格的なリハビリの開始
03 まちの中に住む
コラム まちのバリア・いえのバリア 
04 車いすの人と初めて会う
05 自分たちの家をつくる
対話 職場復帰をめざしたリハビリのころ ー小竿顕子さんと語る

Chapter 02 今、住まいに必要なこと
01 ひとつの家に住むことと地域に住むこと ー園田眞理子さんと語る
ケア対応 空間構成の6タイプ(園田研究室+野村不動産)
対話を終えて 社会資本としての住宅を考える 
02 住まいとからだのかかわり方 ー熊谷晋一郎さんと語る
熊谷さんの住宅遍歴─熊谷さんの住宅遍歴 その1、その2、その3 
対話を終えて 障害と健常の境界を考える

Chapter 03 わたしたちの家づくり作法
01 自分の家を自分で考えるというアイデア
コラム 都市のバリアと社会的障害
02 実践的ライフタイム・ホームズ はるひ野の家

おわりに

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