ディテール 2018年4月号
216号(2018年春季号)
現代建具 自由自在
定価2,357円(本体2,143円+税)
品切れ
2018年03月
■特集
現代建具 自由自在
編集協力:中辻正明,青木律典
建具は動くことで空間の拡張・縮小の自由度を最大限に引き出す。本特集では、可動するからこそ生まれる、新たな建具の可能性を探る。
[前説]
・外と半外,外と外の建具 ―中辻正明
・内と内の建具 ―青木律典
[事例13作品]
・ゲートにフラットに納まるステンレス門扉
上智大学四谷キャンパス 北門/日建設計 / 岩崎克也+勝矢武之+山田盛治
・まちなか広場のアクティビティを支える二つの大型建具
新発田市新庁舎/aat+ヨコミゾマコト建築設計事務所
・開口部を変化させる「襖・障子の無双建具」と,開閉とも正面性をつくる「引違い戸」
正願寺/堀越英嗣 ARCHITECT 5
・アトリエを外部とつなぐ両開き大段扉
HUNCH/本橋良介 内部美玲
・発信・交流のインターフェイスとして機能する大型木製建具
アシリ・和來/NTTファシリティーズ
・微地形と落葉樹に呼応した木製カーテンウォールと引戸
ヤマノイエ/津野建築設計室
・半屋内へ延長する木製建具
戸塚の住居/青木律典 | デザインライフ設計室
・下がり天井を縦断する連動親子引戸
事務所ビルの住居/徳田慎一建築設計事務所+neu 佐藤剛
・まちとモノを架けわたす,建具のようなもの
清澄白河の建築/宮内義孝
・地域に開く木格子サッシュと引戸
浜松信用金庫 三方原支店/日建設計
・重厚な壁と一体化した点検扉
ジ・インプレスト 高輪/竹中工務店
・スペースを最大活用する270度開き防火扉
北海道科学大学中央棟(E棟)/大成建設一級建築士事務所
・平常時に意識させない横長偏芯防火戸
京都国立博物館 平成知新館/谷口建築設計研究所
■小特集
・漱石の存在感を近代建築の規範に翻訳する
「漱石山房記念館」〈内〉と〈外〉の間ⅩⅩⅥのディテール
入江正之・入江京+フォルムデザイン一央
■新連載
・屋根から読み解く住宅の空間
第1回 包み込んだ「屋根の中」で ―大塚 篤
■連載
・明日の建築をつくるもの 建築の素材と技術のオルタナティブ
第4回 透明素材の赤外線と紫外線をコントロールする ―中﨑隆司
・Re:今日のディテール
第6回 熊本県立劇場 1982→2018
原設計:前川國男建築設計事務所 改修設計:前川建築設計事務所
・わしらディテール探検隊
第6日目 木造屋根の施工現場 ―ロビン西 編集:フリックスタジオ
■今日のディテール
・ゆたかな光環境をつくる—ディテールなしの隠れた仕組み
NICCA イノベーションセンター/小堀哲夫建築設計事務所
・羽二重織の二重ルーバー
NICCA イノベーションセンター/小堀哲夫建築設計事務所
・膜材による外装日除けルーバー
ペプチドリーム新社屋/竹中工務店
・縦強調のスチールマリオン
西日本FH 北九州ビル/日建設計 / LEE Youngseok・日建スペースデザイン / 西田徹太郎
・ささらを内側に納めた浮遊感あふれるスチール階段
日亜化学工業諏訪技術センター/竹中工務店
・ユニタイズドカーテンウォールによる水平ラインの強調
パシフィック センチュリー プレイス ジャカルタ/竹中工務店(デザインアーキテクト)
・瓦と鋼板を用いたハイブリッド本瓦葺き
多治見市火葬場 華立やすらぎの杜/久米設計, 日比野建築デザイン
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