建築のリテラシー
建築設計をめぐる7つの講義
遠藤政樹・石原健也・今村創平・田島則行・多田脩二・藤木竜也 著
A5・228頁
定価2,530円(本体2,300円+税)
ISBN:978-4-395-32112-4
2018年07月
本書では「建築を構想・計画し、表現する力」という意味を込めて、「建築のリテラシー」と名づけている。建築学の知識を組み替え、それを計画・設計する際の実践知へと変えることが、本書のねらいである。本書は、建築を学ぶ初学者にとっての「建築入門」、建築への希望が落胆へと変わりつつある建築学科学生の「建築再入門」としても最適である。
[目次]
第1章 日本建築史が育む「建築知」……藤木竜也
第2章 西洋建築史から学ぶ「普遍の美と知」……藤木竜也・今村創平
column 1 建築史は不要? 五感で学ぶ「見築」ノスゝメ……藤木竜也
column 2 なぜ建築史は必要なのか……今村創平
第3章 「ユーザー・オリエンテッド」な空間の尺度……田島則行
第4章 「作法」から発見へ……遠藤政樹
第5章 「構造」からデザインへ……多田脩二
column 3 L・カーンとA・コマンダント……多田脩二
第6章 近代以降の「建築と都市」……今村創平
第7章 「総合」としての建築デザイン……石原健也
column 4 図面化が困難なほど複雑な「かたち」……佐藤 淳
column 5 環境へのアプローチ……荻原廣高
column 6 建築におけるユーザー参加とデザイン……鄭 弼溶
参考文献、人名索引
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