20世紀は、さまざまな作家により椅子が多彩にデザインされた「椅子の世紀」。
本書は20世紀近代デザインを語る上で欠かせないトーネットからスタルクまでのさまざまな椅子を選び、誕生・製造にまつわる記録とデータをまとめた。
著者は、1960年代にハーマンミラー社の仕事に携わったデザイナー。貴重かつ膨大な写真を収録し、20世紀の椅子デザインを俯瞰する。

［本書に登場する椅子たち（一部抜粋）］
トーネットの14番の椅子／トーネットのロッキングチェア／マッキントッシュのバイバックチェア／ワーグナーの郵便貯金局のスツール／リートフェルトの赤と青の椅子／ブロイヤーのワシリーチェア／ミースのMRチェア、ブルーノチェア、バルセロナチェア／コルビュジエのLC1、LC2、LC3、LC4／ブロイヤーのチェスカチェア／アアルトのNo.41／マットソンのエヴァ／アスプルンドのイェーテボリ１／サーリネンのウームチェア／ウェグナーのYチェア／イームズのラウンジチェア／カスティリオーニ兄弟のメッツァードロ／ヤコブセンのスワンチェア、エッグチェア／アールニオのボールチェア…etc.