彰国社

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建築材料力学

榎並 昭 著

A5・184頁

定価2,915円(本体2,650円+税)

ISBN:4-395-00276-5

1989年06月

材料力学は、大学の応用力学の分野で最初に学ぶ科目であり、著者が38年講義してきた内容を1冊にまとめたもの。取り上げたのは、柱や梁のような線材のみで、主として単一材の応力や変形について解説。

[目次]
1 カ
1.1 外力と内カ/1.2 カの釣合い

2 応力度
2.1 軸方向力と垂直応力度/2.2 せん断力とせん断応力度/2.3 断面の方向と応力度の変化/2.4 せん断応力度の共やく(範)性/2.5 応力の変換/2.6 モールの応力円

3 ひずみ度
3.1 伸びおよび縮みと垂直ひずみ度/3.2 せん断ひずみ度/3.3 断面の方向とひずみ度の変化/3.4 ひずみ度の変換/3.5 モールのひずみ円/3.6 体積ひずみ

4 フックの法則
4.1 弾性/4.2 応力度とひずみ度/4.3 実際の材料の応力度とひずみ度の関係

5 軸方向カ・曲げモーメント・せん断力
5.1 支持形式/5.2 線材を用いた構造の軸方向力/5.3 曲げモーメントおよびせん断力

6 断面の性質(量)
6.1 断面積/6.2 断面1次モーメントと固心/6.3 断面2次モーメント/6.4 断面相乗モーメントと断面の主軸/6.5 断面の主軸のまわりの断面2次モーメントと,図心を通る主軸でない軸の断面2次モーメントおよび断面相乗モーメントの関係/6.6 断面極2次モーメント/
6.7 断面2次半径

7 曲げ応力と軸曲げ応力
7.1 曲げ応カ/7.2 軸方向力と曲げモーメントの組合せ応力

8 せん断応力
8.1 せん断応力度/8.2 薄肉断面とせん断中心

9 曲線材の曲げおよび軸曲げ応力
9.1 曲げ応カ/9.2 軸・曲げ応カ

10 たわみ曲線
10.1 曲げ変形の基本式/10.2 曲げモーメントによるたわみ曲線—境界条件と連続条件/10.3 不静定構造/10.4 弾性的に連続支持された場合

11 変形の仕事( ひずみエネルギー)
11.1 カのなす仕事と変形の仕事/11.2 単位体積当りのひずみエネルギー/11.3 軸方向力Nによるひずみエネルギー/11.4 曲げモーメントMによるひずみエネルギー/11.5 せん断力Qによるひずみエネルギーおよびせん断変形/11.6 変形の仕事の定理

12 ねじり
12.1 円形断面をもつ部材のねじり/12.2 中空円筒部材/12.3 長方形断面の場合/12.4 ねじり角およびひずみエネルギー

13 座屈
13.1 長柱の弾性曲げ座屈荷重/13.2 座屈応力度/13.3 エネルギー法

参考文献/付録/索引

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