計画・設計
首都が首都らしい姿を見せるまでには、100年単位の年月を要することが、ブラジリア・キャンベラ・ワシントンD.C.・パリ・ベルリン・ロンドン・江戸・東京など、豊富な事例により明らかにされる。「新首都東京...続きを読む
現在の建設業の不振の原因は、1980年代初頭の「建設業冬の時代」に遡る。政府の経済政策や建設業者の事業戦略の失敗の連続が、いまの状況を生み出した。この不況を脱する解決策としてのISOマネジメント・シス...続きを読む
建築の実施設計図は、手書きからCADによる図面へと大きく変わった。合理的で便利な面が認められてCADの実施図面は広く普及しているが、そのために建築家が失ったものも多いと言われている。 そこで、本書は...続きを読む
阪神・淡路大震災を契機として、大地震時における建物の安全性に対する要求が高まり、急激に免震構造建築の採用が普及した。そこで、早急に資料をまとめる重要性が叫ばれ、1997年ディテール別冊として『免震建築...続きを読む
建築計画の一分野としての「構法計画学」が提唱されて久しいが、東京理科大学真鍋研究室は25年にわたって構法計画学を、多方面からいろいろな方法で研究し続けてきた。 その中で、構法計画学の基本的な思想である...続きを読む
本誌は、診療室から住まいまで、医院建築に関する最新の資料と、秀れた建築設計例を収録する専門誌タイプのシリーズである。ベット数19床以下の医院は、地域医療の重要な社会施設でもあり、近年、医療機器の進歩、...続きを読む
数寄屋建築には、創意あふれる空間構成のなかに繊細な日本的感性を表現することが求められる。伝統的数寄屋建築の材料にとどまらず、現代の建築材料を用いながら「数寄」の精神をほうふつさせる形態、寸法、構成をも...続きを読む
槇文彦の建築にしつらえられた多彩な階段の数々を、そのしつらえられた空間デザインとの関連においてとらえた珠玉のディテール集。巻頭には槇による「デザイン論」も付される。 [主な構成] 加藤学園初等...続きを読む
「都市を創る」「建築の肉体化への道程」につづくOS DESIGN SERIESの第3弾。「美術館には、人々がそこを訪れて美と交歓する何者かが存在する」。そのようなことが本来の美術館の在り方であろう。美...続きを読む
本書の出発点は、現代の住宅や町が、建築にかかわる人の意志とは無関係につくられ続けていることにある。こうした?住宅ができる現実の世界?のしくみを明らかにし、専門家が自由と責任をもって?住宅をつくる世界?...続きを読む