建築一般

日本を大川と初田、西洋を川向と吉田とで分担執筆した近代建築史の労作。日本と西欧の近代建築の流れを追い、そこから現代建築の行方を展望したいという共通認識で執筆された。図版が豊富、参考文献、年表も充実。 ...続きを読む

堀口捨己は、わが国初の前衛的建築運動を展開した分離派建築会の中心メンバーとして出発し、インターナショナル・スタイルの代表的作家として脚光を浴びるが、その後日本建築の伝統への考究を深め近代数寄屋の傑作を...続きを読む


本書は、環境が複雑、多様、不安定性を増大させている今日的時代にふさわしい環境デザインの方法論を探究する。 第1章では「人間―環境系のデザイン」というパラダイムを構想した経緯を述べ、第2章では「人間環...続きを読む

本書は、われわれの生活環境を宇宙・地球・自然・社会など人類生命圏としてマクロな視点からとらえ、より客観的に、わかりやすく解説された総合的な建築環境学への入門書である。自然環境の仕組み、生命圏と人類およ...続きを読む

わが国のマンションは欧米諸国に比べてその寿命は短く、長持ちさせるための管理の重要性が強調されている。本書は、20数年にわたる編者らの研究成果を、実務的に役立つようにまとめたものである。 [主な目次]...続きを読む


島国・日本から外国に赴任することは「海を渡る」ことであった。20世紀初頭からの海外進出、特に中国大陸へはその経営に添って多くの建築家が海を渡って活躍をした。本書はその中で、中国東北地方における建築家の...続きを読む

私たちは、映画の中で現実とは違ったもうひとつの都市や建築に出会う。それは建築家の意図とは別の意味が付加され、映像の中核をなしている。映画製作者はいったい、都市・建築をどう捉えているのか。建築家はどのよ...続きを読む

インドに関しての旅行ガイドブックの類は多いが、インド建築を教えるものはないに等しい。本書では、著者が自分の足で実際に訪れた南インド80余寺について、フィールドワークで撮影、実測した多数の写真、図版を用...続きを読む