建築一般

茶の湯は、客と亭主が互いの思いやりの中で創る人間関係である。本書では、茶の湯における緊張と安らぎを与えてくれる要素を、茶を取り巻く空間・仕掛けから受ける感覚心理を通して述べている。『茶の湯とは何か』(...続きを読む

建築は誰にとっても縁の深い、魅力たっぷりのものである。そして、建築の歴史となると、これはもう、内容は多種多様である。その建築をテーマにした豊かな世界が、いま、眼前の舞台に広がる。舞台は四部構成である。...続きを読む

池辺陽は、戦後モダニズムの精神を最も純粋なかたちで生き抜いた建築家である。本書はその評伝であるが、同時に池辺という座標軸によって測定したわが国戦後モダニズム建築の歴史だといってもよい。 池辺の再評価...続きを読む


現代建築は「トポス(場所)」「身体」「ラショナリズム」の3つの概念の上に成り立つと筆者は言う。これらの概念を切り口に、建築と地域の関係、モダンとポストモダンなど、さまざまな視点で現代建築を紹介する。続きを読む

建築の用語を69項目に大分類して図解し、建築物の構法・材料・構造・歴史・環境・設備・防災などの細部にわたる用語まで、図を見ながら日本語・英語の名称が理解できるように構成されている。用語の定義と解説を付...続きを読む

建築の本質、都市のあり方を問い続けてきた著者の評論活動の集大成。 本巻では、建築運動、建築の様式、昭和の建築をリードしてきた巨匠、学の系譜などを取り上げ、鋭い筆致で昭和建築を総括する。 [目次...続きを読む

都市の実態とそこに住む人間の生活の在り方などを、地域、国、そして近代・現代の歴史などの関連でとらえ、都市と都市計画の本質に迫る。 [目次] Ⅰ章 ポストモダン都市 Ⅱ章 都市計画という幻想 Ⅲ...続きを読む

東京圏の建築と都市のガイドブック。都市的なつながりを考慮した構成で,東京圏を24ブロックに分け,解説とマップによって,古建築から現代建築,都市計画,歴史的なまちなみなど計455作品を紹介。ひとつひとつ...続きを読む

建築が混迷しているなかで、長年にわたって建築評論活動を続けてきた著者の集大成ともいうべき全3巻の建築論集。「建築」そして「建築家」とは何かを根元的視点からとらえなおすユニークな書。 [目次] Ⅰ章...続きを読む