建築一般


本書では、30年そこそこの寿命で取り壊されるという資源浪費の建設サイクルを反省する視点に立ち、建築を長く使い続けるための、維持保全や改修を含む建築のライフサイクルの在り方を考察しようとするものである。...続きを読む

本書は台所の発生から近代化、その成熟に至る過程を、住宅の変遷、台所の呼称、地域性、家事労働、設備、食生活などの多岐にわたる視点から分析し、豊富な資料を整理してまとめあげた台所空間のゆくえを探る好個の書...続きを読む

コンテクスチュアリズムはもともと都市計画、建築計画、建築設計の領域にまたがる概念で、景観デザインやまちづくりの手法に応用されたりしている。 本書ではコンテクストとは何かにはじまり、なぜいまコンテクスチ...続きを読む

九つの原型とは、断面、立面に見られる共通のかたちを大きく九つにまとめたもの。コルビュジエの作品は初期から晩年まで変貌し続けるが、その発想の根には生涯変わらなかった共通の原型があり、そこからさまざまに異...続きを読む

本書は、エクステリアに関わる広範な分野から930あまりの用語を選び、解説。エクステリア関連の仕事を目指す初学者のために、基本的な用語を中心とし、図や写真も使ってわかりやすく説明している。 [主な構成...続きを読む

エベネザー・ハワードの『明日の田園都市』を誕生の背景から読み直し、イギリスの田園都市や、諸外国、我が国への影響を論じている。田園都市構想は、環境問題が顕在化した現代、より重要性を増している。 [主な...続きを読む

本書は、「快適性に優れた建築空間をつくる」という、古くて新しい問題に、環境心理学の研究と手法をとおして、身近な事例をまじえつつわかりやすく述べたものである。 [目次] 1 耳を傾けてみよう 2...続きを読む

イタリアの路地と広場は、人間空間を考えるうえで私たちにさまざまな示唆を与えてくれる。『イタリアの路地と広場(上)』に続くもので、ロンバルディア州からサルデーニア州まで北部イタリアにちりばめられた36の...続きを読む

イタリアは、建築・都市デザインの宝庫である。なかでも路地と広場は、人間空間として多くの示唆を与えてくれる。本書は、路地と広場の考察を行ったうえで、その形態を10のタイプに分けて分析している。事例は、シ...続きを読む